書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

料理・食

松葉の雄

ネオン街をスルーして、先輩宅へ。 プロの料理人たちが作る素晴らしい作品の数々。 見知らぬ人とディスタンス空ける時代に宅飲みはいいですね。 こんな、店では到底食べることが出来ない贅沢も。 でっかいズワイ。甲羅のカニビルもガッツリで身づまりの良さ…

マリアージュ

あいがけで暮れて。 キーマで明けました。 皿が増えて想像力がかき立てられ、今年もカレー作りに精進しますが、 ご覧のとおり、これだけはインド、ネパール系の方にも勝る自負があるのが カレーに 味噌汁! 日本人のDNA。 「即興と熟成」。 これ、ものづくり…

黎明 書道

夜明けに静かに作品に向かう時間こそが始まりであり、還る場所。 一日のクライマックスが目覚めと共にやってきます。 夜明け、始まり。 両面を持つ熟語。 「黎明」 とても好きな言葉です。 今年のラーメン始めは やっぱり来来亭から。 チェーン店にあって接…

黒毛和牛のブルース

制作とトレーニングという、すっかり普段と変わらぬ日々に戻っていますが一発新年の誓いを立てる盃。 新庄イヤーに便乗して、新年ド派手な振る舞い。 2年ものでしょうか、旬も終わる頃ですがなかなかいい縞鯵を仕入れました。 家飲み用に気分だけでも生ビー…

元日に思う

実家にて元日を過ごしました。 素晴らしい作品をいただきながら。 家族を大切に一年を過ごそう、 いいことばかりじゃなくとも向き合って愛していこう。 どんどんシンプルに、 とことん真っ直ぐに。 笑顔を届け、汗かいて、涙を流し、邁進してゆこう。 夜明け…

中華料理 熊

今年は6月の緊急事態延長の下、心通う説明が一切なされない政府への怒りから動機不明の体質改善をやりました。 大好きなラーメンも2ヶ月ほど断ちました、 一杯の価値を改めて知りました。 今年最後はこちら。 それは駅からも遠く、北烏山の住宅街にひっそり…

静 筆文字

三年振りに同世代の友人たちと一献。 釣りたての身のしまった鯛の刺身や、肉厚ふわっふわの虎ギスの天麩羅を肴に。 友は病を患ったり、仕事が激変したりする中、穏やかにタフに生き抜いていた。 苦境から這い上がる姿、再会からたくさん見てきた。 みんな2年…

高野流 漢気スパイスカレー

先日、一年の感謝を込めて一日限定振る舞いカレー屋。 ここのところのランチ旅のおかげでいろいろインスパイアされた。 とにかく玉ねぎの火入れには最大限の気遣いを。 今回は定番のチキンカレーに、牡蠣のココナッツミルクカレーのあいがけ。 辛さ、旨味、…

タリカロ

辛さ以上の衝撃がありました、ついにこちら「タリカロ」へ。 南インドの辛いカレーをベースにオリジナルスタイルで表現。 辛いのが得意ではないが興味が勝り参上。 オイスターピックルをいただきながら辛さへの挑戦を待つ。 タリカロカレープレート1200円+…

それぞれのストーリー

昨日は某大学の生徒さん10名様とオンラインでアート書道教室。 開催前、円相を書いて気持ちを整える。 日本の方、中国の方のご参加、 ど頭の私の中国語の挨拶が辿々しく恥ずかしいスピーチになりましたが(^_^*) 皆さん、誰一人間違いなく個性的で素晴らしい…

どこへ、誰と、何を

実家に戻り、母を連れ出し寿司。 いろいろと刺激を生み出すのは大切なこと。 食べることは喜びを共にすること。 医療に出来ること、家族ができること。 コトコト。 心を温めてゆこう。 ヒレ酒までしっかり美味しく、沁みいった。 考え方、感じ方、それぞれあ…

量深

ランチ旅 特別編。 思うとこあって宿泊旅は控えているので美味しい昼ごはんと散策、 これに楽しみを見つけています。 特別編の今回は茨城県は笠間市へ。 笠間稲荷の隣に最高の漢がいます。 鰻「量深」。 5年ぶりくらいの再会でしょうか、本当に心根が清く熱…

源助大根 イラスト

我が家、一升瓶がズラリと良い感じに黒糖焼酎酒場になりつつあります。 あじゃのソーダ割でお浸しを、朝日のロックで豆あじの唐揚げを、長野の道の駅で買った絶品鶏皮にはまんこいを。そこら辺には負けないようになってきました。 加賀野菜の源助大根、ただ…

車海老 書画

活車海老をいただいた。 尊敬する料理人に調理してもらいました。 恥ずかしながら、新鮮なものは生が一番だと思っていたのですが。 炙るとか、さっとボイルするとか、揚げてみるとか。 その方がはるかに甘みや旨みがギュッと詰まって華やかになるんですね。 …

鰻 かぶと

思いもよらぬお誘いをいただき。 食べログうなぎ部門全国で2位、予約の取れない超名店、池袋「かぶと」。 15時と17時の2回転でこの日は17時からの回に。 養殖と天然の食べ比べのお任せコース。 まずは襟、頭の部分からスタート。 これ一発で決まり!第69回N…

冬の幻 香箱蟹 

この時期しか獲れない貴重な北陸の赤い宝箱をいただきました。 香箱蟹の甲羅盛り。 参鶏湯と香箱蟹とニシンの珍味。 大好物、贅の極み、家飲み最強説。 香箱蟹はズワイのメスですね、オスよりも小さい分、その味は濃厚。 身はもちろん、外子(卵)と内子(未…

とんかつ けい太

この一年半で食習慣が少し変わりました。 週の半分は飲みに出ていたサイクルは強制的に止められ、感染者が落ち着いた今でも(昨日は東京で5人!)美味しいものを静かにランチでというパターン。 飲まないので記憶も鮮明だし、喋らないし、これまで夜(飲酒時…

おめでとうオオタニサン

昨日も韓国の裁判物の映画を観ながら家飲み。 黒糖焼酎を楽しんでるうちに、映画を止めてパソコンを開いて、黒糖焼酎が回ってきてベッドへ。 目が覚めてリビングに行ったら、昨夜何かデッサンしていたようで。 今朝それに筆文字を足して。 どうも大谷選手を…

始まりの旅

ようやく旅に出る時が来ました。 ・旅先で宴はしない・現地の人との交流を避ける・人が密集する場所に行かない・空がある場所に向かう フロム東京として迷惑をかけないよう、こんなマイルールを課して出発。 高速で2時間半、 キリッと冷えて、最高の喉越しと…

誕生の書

二人目のお子様が産まれたとのことで依頼を受けて作品制作、掲載許可いただいたのでアップ。 ご家族皆さんに書かせていただける機会は嬉しいことです。 健やかな未来を願い筆を取る。 命名の書、いろんな表現スタイルで極めてゆきます。 この縁を紡いでいた…

いつもの空、

日が暮れるのが早くなり、少し風は冷たくなったけど、ベランダで再会。 野生昂る食材と。 炭焼き割烹「空」、開店。 火は魔力、 本能の覚醒。 三週間寝かせたアンガス牛は突き抜けた成熟の匠。 三河の鰻、香ばしさとふくよかさ、香りの天才。 大間の中トロ、…

伊勢海老味噌汁 イラスト

ここ最近、伊勢海老をいただくことが多く。 これもすごいですね。 活海老ですがこの後、巨大海老フライという贅沢技をキメました。 そして翌朝の二日酔いに味噌汁。 伊勢海老と味噌。それだけ。 それだけが最上。 描きたくなりますね。 絵を描くって楽しいで…

シャトーラフィットロートシルト1999!

少しずつ、少人数ながら、大切な人たちと時間を共にすることができ始めました。 ランチタイムに自然光に包まれ。 家飲みにしてサーバーから注がれるこのビールの美しさ。 それぞれになんとかやってきた道のりに今の言葉を重ねる。 過去の話から脱却して今を…

新宿 兜屋

久しぶりの都内凱旋飲み。 久しぶりの新宿「兜屋」。 筋骨隆々の大将に向かい入れられジンギスカンの夜。 半分北海道の血が流れていますが、ここまで肉質にこだわったものを提供できるのは凄い。 やっぱりベルダレ。 なまら美味いがうまく言えなくてはんかく…

実家に帰り、解除となったので近隣では一番ネタも仕事も良さそな、がってん寿司へ。 馴染み以外の店で飲むのは何ヶ月、半年、もっと? 思わずメガジョッキ^_^ でも長逗留はしなくなったね。 大きな波が来ないよう、粋な江戸前流儀でいきたいね。 LOVE,PEACE,…

吉祥寺あたりで…

吉祥寺、 10代20代は地元から近いので映画、動物園、ショッピングによく遊びに来て、30代は仕事の打ち合わせで通い、40代も飲食店からのロゴ、メニュー、書画の依頼で頻繁に来て、後半には近所に引っ越してきて飲み場となり、バンドのリハもやったり、現在も…

阿佐ヶ谷 山猫軒 

仲間がバースデイランチに引っ張り出してくれた。 夜明けまでの飲んだくれがまさかのランチで乾杯。これも新しい生活様式ですねw 阿佐ヶ谷にあるミニシアター「ラピュタ阿佐ヶ谷」に併設されたフレンチレストラン「山猫軒」。 宮沢賢治の「注文の多い料理店…

light my fire

火は魔力だ。 火を使う生活は50万年前からあったそう。 人類の進化に大きく寄与した揺らぎは本能に着火する。 火災や兵器などの破壊を生む恐怖と、料理や土器などの生産性や文化を育む二面。 畏怖を持って対峙する。 火を前に食す。 北京原人もそうしていた…

至極の琥珀。

アジトにて、 万感の一杯。 生ビールがこんなに遠かったとは。 会わず、飲まず、語らずで今年もあと90日。 教室も対面でやりたいし、書き下ろしのイベントなんかも。 ライフを切りとってライブになる。 普段どう生きるか、なんです。 日々、目いっぱい作品制…

神無月 筆文字

神無月、朔日。 アマリにいやらしく、シンゾウ爆爆の顔色伺った、「アッ、ソウ」と見限られないような怯えが垣間見え、そして蹴落とす者は「コゥノ野郎」と追いやられる。うーむ、やっぱり変わらんのかなぁ、そんな風に感じる始まりですな。 宣言も解除され…