書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2013-01-01から1年間の記事一覧

一撃

2013年、最後はやはり焼肉。吉祥寺TSUMIKI。やはり火がある場所、気持ちも燃える。自宅に戻り、井岡VSアルバラード。久々に地上波、熱くなる攻防。来年もぶれぬファイティングポーズで。たくさんの愛情に心から感謝、どうぞ美しい新年を迎えてください。

心を繋ぐ

自分の言い分を通すより、まず相手を知ろう。伝えたいと思うから相応しい行動をとろう。ずっと揺れていた。たくさん教えてくれた。思いやりが偽善にならぬように、支えがつっかえ棒にならぬように。こだわりはいつもしなやかに、やり遂げるきもちは岩のよう…

暴年会 2013

帰る場所がある。高校の同級生、たくさん、今年もみんな元気で集まった。27年目。バンドメンバーも集結。リズム隊とフロントマン、やはり似ている。色紙も無かったので、寄せ書きしてくれた。ありがたい。朝九時、抜けるような青空、握手をして帰った。愛す…

BEST DISHES of 2013

この年の瀬に断酒をして体調管理などしてますが 今年もたくさんの食と酒をたいらげてきました。 そこで今年の美味なるものを18日生まれにつき ベスト18で挙げてみました(優劣のない順序です)。 どうぞ! ご覧とおり、すべて酒のアテです。 フレンチやイタ…

今年も終わろうとしています。いつも応援してくださる方から作品の依頼を受けました。「高野こうじの今年の感字」というテーマで。衝撃、感激、激震、激烈、激励、憤激。良いことも、望まざることもこれまでにないほど押し寄せた激動の一年。お話をいただい…

唯一無二の黒霧島

ここにある料理と酒、そしてこの人と交わす言葉のすべてが本物。現状維持を後退とし、常に新しいものへの挑戦が続く。失敗?そもそも失敗なんてあるんか?やったものしか見えない景色、感じ方がある。そいつを共有し、感じようじゃないか。「生きる」酒。眉…

聖なる読書

小さいころから単純でした。やはりケンタッキー的クリスマスを食したくアジトに潜入。 豪快な特大フライドチキン。友人から送られたハードボイルド小説の原稿に目を通しながら、白ワインをチビチビ。メチャクチャなドラッグロードムービーな物語の内容に脳内…

聖なる労働

イブ? やっぱり変わりなく。 農園で収穫。 イブが終わる深夜まで労働。 充足です。 そしてカップ酒にもつ鍋で乾杯。 当たり前と思われることに感謝して 当たり前のことを重ねてゆければいいのです。 明けゆく空、 たくさんのサポートによって 書いて生きら…

聖なる夜明け

昔ほど夜もあまり出歩くこともなく、テレビも見ない、夜明けに起きる仕事人の生活からはクリスマスらしさを感じることはありません。プレゼントも子供ころからもらった記憶もないのでサンタの存在意義もわからなかった。高校あたりのころもケンタッキーでバ…

一本気

いつも感じて、 いつも考える。 貧乏性なもんで それがクセになっている。 なんだって活かすことができる。 飲みながら、いろんなアイデアや考えを口にする。他人の話や、愚痴で酔うよりずっといい。ただやっているだけではツマラナイ。 のんびりなんてタイ…

荻窪夜明け前

古くからの仲間が集いアジトで忘年会。 年齢も仕事も立場もそれぞれ異なる男女六人。 この夜のメインは参鶏湯。 苦みや渋みやうま味や深みの人生を飲み干し、 みんなで夜明けを迎えた。 ありがたき時間。 朝からひと作業終え、 今日はゆず湯で休息。 □■□■□■□…

惺々着

しっかりとコンディションを整えて夜明けを迎える。 静かな時間帯に筆をとる。 「月は晴天に在り 水は瓶にあり」 あるべきところにあること、その自然なかたちこそが美しい。 当たり前のこと、ありのままの姿を見つめて。 「惺々着」 目を覚ませ! 目をつぶ…

冬の紅蓮

「中居正広のミになる図書館」などで活躍の書道家中塚翠涛さんの個展「コトバの森」代官山T-SITE GARDEN GALLERYへ。繊細さの中から溢れるダイナミズム、彼女とは十年の付き合いだけど、暖かく、穏やかでまっすぐな人柄が作品に滲む。多大なるインスパイアを…

日本駆け込み寺 沼津連絡所

人と人、問題と解決を繋げる場所があります。 日本駆け込み寺 沼津連絡所ができました。 看板を書かせていただきました。 先日行われた開所式の模様は静岡新聞の記事を↓http://www.at-s.com/news/detail/872137420.html「そこにある」という意義がどれだけ大…

こうじ製麺所

畑をやるようになって、さらに手づくりが好きになった。友人にいかしたマシンをいただき、麺うち向上委員会。踏み込みは人間の仕事。豚しぐれを冷スープ、冷うどんで。ガシガシの手打ちうどんの美味さ、背徳のうどん粉のオーバー炭水化物。翌日、懲りずに打…

冬の空に

子供服のデザインに昇龍。 今年も何体の龍を書いただろう。最近は昇りの龍ばかりだ。心情の表れなんだろう。書くことしかない。練習もたくさんしなくては。休んでいる時間もいらない。書くことで生かしてもらっているのだから。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□…

法典の湯

なぜそんなに風呂が好きなのか?一番適当な答えは「裸でいられるから」。考えるときにはあまり纏わないほうがいい。千葉の「法典の湯」。東京の湯はちょっと石油臭があってあまり好みではないが埼玉戸田の「彩香の湯」や三郷の「早稲田天然温泉めぐみの湯」…

THE MODS@AX

14の無気力で空虚な俺を救ってくれたロック。その時からずっとアイドル、永遠のロックアイコン。昨夜は渋谷AXにTHE MODSのライブ。変わることない無骨でクールなロックンロールバンド。voの森山達也、57歳、最前線にて咆哮。絶大なパワーを得て、会場を出る…

今年の感字

発表されましたね。内容や事由なんかは「ふんふん」ぐらいな感じですが練習のために書いてみました。昔から愛用しているちびてきた筆で。第五位から。第四位第三位↑理由を考えるとこの字はあまり書きたくなかった。第二位今年はコレでしたか。もっと創造性や…

はじまりのカレー

子供ころから変わらぬスタンダードがある。俺にとってのスタンダード、カレーライス。いろんな情景が浮かぶ一皿。人気のインドやネパールのものでもなく、欧風や蕎麦屋のものでもない。小麦粉とバターとカレー缶でできた茶色いモタッとしたヤツだ。しかしな…

本日発売

本日発売「週刊新潮」、照れくさいですが載っています。言葉がどう伝わるか、活字になってみるとあたらめて伝えるのも難しいと感じます。だから大切にしなければと思う。とにかく創ることに正直でありたい。記事の中にもありますが物創りが好きなので自宅で…

赤手空拳

夜明けを待てば富士山もすっかり真白に。書いているそのとき、なによりも心が落ちつく。丸腰でぶつかるから痛みを感じられる。痛みは強い推進力に変わる。赤手空拳、退路を断ち、これしかないと思わなければ道は拓かれん。これまでだって独力でやってきたで…

とんでるセブンティーン

スコッチとタバコと音楽、好きな夜の時間。Ballantine's 17「17」っていいよね。大人の恋の入り口、背伸びして繰り返す悪さ、高鳴る胸、クリームソーダ、リーゼント、ノーヒットノーラン。青臭さが喉元を焼いてゆく。スコッチのアテは時間なんだ。□■□■□■□■□■…

感性を映す海

昨日は連弾の兄弟ピアニスト「レ・フレール」のクリスマスコンサートを鑑賞しにZEPPダイバーシティ東京へ。 音楽を「鑑賞」するなんてガラでもないがブギウギあり、ロックあり、圧倒的な演奏力と遊び心に驚嘆。ピアノは笑い、泣き、叫び、踊っていた。たった…

Power to the …

昨日は週刊誌の取材。その中でデビュー当時のニューヨークの路上の話になる。一番初めにパフォーマンスの場所に選んだのはダコタハウスが道の向こうに見渡せる路上。ジョンレノンの自宅であり、マークチャップマンに銃殺されたアパート。底冷えする冬のセン…

東京ジョギング

畑までの往復7kmをジョギング。街を切り取ってゆく。様々な表情を見せる東京スタイル。混沌と調和。スピードを緩めてみればわかる。地べたに触れれば感じる。やるべきこと、行くべき道が。景色が過ぎるように過去は形をなくしてゆく。怠けずにこの足で進むの…

撹拌のすすめ

昨日の夕方、月刊MOKUの玄さんの連載コラムを読んで心躍る飲みに出かけた。踊る鮑。言葉もまた生もので飾り付けをせず新鮮なものが沁みる。こんな上質なウニと良質なイベリコ豚のステーキを同時に食べられる店はない。東中野「けむっ亭」。お笑い芸人「ひく…

土から胃へ

連日の農園通信。この寒さの中、ジャガイモの収穫と新たな種付け。土の中にはゴロゴロと、感動の対面。奪いあえば足りなくて、分け合えば余るんだなぁとみつを先生のようなことを思う間もなく…ポテサラ番長が作る黄金ポテサラ。フライドオニオンとカリカリベ…

土から心へ

久々の農園通信。この寒さの中、ジャガイモとニンジンは土の中で頑張っている。見えないところにあるものほど頑張っているんだなぁとみつを先生のようなことを思う間もなく…ニンジンの葉と納豆のかき揚げ。エグミない春菊といった感じでかなりイケる。畑をや…

遠き空

昨日、母を病院に連れた帰り道。ひとり公園のベンチ。子供たちの嬌声、オレンジの空。感情は激しくうねり、ただ時にしがみつく。流れがあるってことは澱まないってこったね。さぁ。iPhoneから送信