書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2019-01-01から1年間の記事一覧

2019→2020

午前中に大晦日と思えない暖かな東京ラストラン、 Beatles「ABBEY ROAD」を聴きながら振り返りの大掃除。 ひとりぼっちではないひとりの時間の中で感じることの多い一年だった。 流石に三が日は作品の依頼もないから、休みつつまた新しい構想を練ろう。 一年…

暴年會 All the young punks

今年もまた高校の同窓生どもの宴、 3年A組ほどではないが、めちゃくちゃだった時代を過ごした仲間たち。 プロ野球選手たちに愛される店、立川の牛タン屋「てっしん」。 卒業してから毎年12月29日に集まって、今回が何十回目か数えるのも諦めるだけの年月を重…

ありがとう 筆文字

今年もあと三日、 実に多くのことを経験し、学ばせていただきました。 どっちに転んでも受け入れて進むことを肌身をもって感じた。 目を背けてきたことはいずれ、ちゃんとケジメを取りに自分に返ってくる。 そこから先は自分次第。 変えられない過去よりも成…

よかばい 筆文字

昨夜は博多の先輩と男サシ飲み会。 豪傑で繊細、この両面を持つ人と今年もたくさん盃を交わしてきた。 愚痴なし、自慢なし、否定なし。 二軒目のバーで台湾シングルモルトウイスキー、オマーを始めて飲んだ。 店内暗くて写真なしですが。 先日、カバランを飲…

覚悟の一本

アトリエの断捨離、大掃除終了。スッキリ。 いろんな意味でどんどん整理してゆく時期にあると思う。 迷いもない。 過去や適当な関わりを削いでゆく。 長年弾いてなかったけど、コイツは別物。 形以上に当時の自分の覚悟が染みついた一本。 断ち切れるわけが…

手打ちうどん

年内、もう自宅でゆっくりする時間もなさそうなので最後に何を作ろうかと。 スパイスカレーか、餃子か、焼売か、パスタか、 やっぱりこれにした。 久しぶりの手打ち。 出汁は玉ねぎ、昆布、大根、ニンニク、長ネギ、そして煮干をガッツリと。 冬野菜の天ぷら…

吉祥寺ハバカーる

吉祥寺中道通り、中央線のビートを醸し出すアジアンカレー屋「ハバカーる」。 俺の中にスパイスカレー作りの火をつけた西永福「スペキエ」を紹介してくれた男のおすすめ、 出てくる前から興奮抑えきれないね。 中野、阿佐ヶ谷、高円寺、吉祥寺、昔の国分寺〜…

Merry Chirstmas 筆文字

まったくもって浮かれることもドキドキすることもない、ただの年の瀬の平日ですが カープカラーのひと時を看過するわけには行きません。 書家のクリスマスはこんな感じ。 スイーティー要素ゼロですねw 先日の楽天イーグルス浅村選手の結婚式、ウェルカムボー…

orange

昨日はビデオ撮影。 リラックスした雰囲気の中、素晴らしい仕上がりを確信できるシューティング。 takano blueともうひとつorange。 夕暮れの哀しみ、朝焼けの冀望、 子供の頃から繰り返し感じてきた、 この色に包まれながら。 まだ始める、 また始める。 撮…

言葉より

伝えるだけじゃなく、 一方的に言いたいのでもなく、 繋がりたいのだ、 響き合うことができれば幸せじゃないか、 それこそが真の生産性ではないか、 生きてゆく希望になるじゃないか。 自分の言葉が生まれてくる場所、 あなたの言葉が出てくるまでに通り抜け…

octopus garden

昨夜のさすらい。 労働の後、荻窪motenasi, 今年一番の鰯。 脂の乗りが上品で口にした瞬間にとろけてゆく、綺麗な旨味だけが余韻に残る。 タコ一匹、まるを茹で上げ、 その側から切り落としてレモンのみで。 弾力とはこんなに愛おしいものなのかという旨味が…

孤独の太陽

今朝、原稿を書いていたら、ある言葉にぶつかり 一気に、デザイン、メッセージ、コンセプトが同時に頭の中で構築された。 朝っぱらからアシスタントのポンタも興奮してます。 こんな広告が中刷り、駅貼り、街の広告看板になる国にならねぇかなと思うメッセー…

voxヘッドフォンアンプ

自宅でもvoxヘッドフォンアンプ活躍中。 夜明けだろうが、スコッチ舐めるの夜であろうが 直ぐにジョンレノン気取ることができます。 気取っているだけで、テクニックはまるでついてゆけてないです。 ギタリスト、小説家、料理人、野球選手。 少しだけ齧った…

youcan'talwaysgetwhatyouwant

いつだって前向きだなんて詭弁だ。 だけど、前をイメージできる「今」はリアルだ。 ヤンチャしまくってた古くからの友と肉を喰らい語る。 でもね、古い話なんか一切しない。 この男とは、今があるから。 「今」が未来を繋げる。 すべてが手に入らなくていい…

寂滅 筆文字

この三日間で傘寿、喜寿、米寿、古希、結婚、出産のお祝いの書と命名書の制作し 今朝それぞれの家族のもとへと発送した。 その先にあるものを見ることはできないが それを想像することはできる。 想像力がないものに感動はない。 いつもそう思い、筆を取らせ…

オレンジの富士

実家に戻り、いつもの場所まで駆けあがり富士山と対峙する。 オレンジが孤独を優しく包む。 さぁ、行くのだ、 走れ、 恐怖など後からついてきやがれ。 今朝は4時半に起床、 生前父親が絵を描いていた机で制作、 集中力も高まる。 再来年、丑年の年賀状の制作…

着眼大局 筆文字

忘年会シーズンの最中なので、今週は二度ほど、さすらい料理人となって助っ人で厨房に入った。 いつもと反対側から見る景色、飲まずに飲む人を見る。 発見と驚きがある。 お客さんの声の響き、目線、体の動き、なるほどなと。 そして毎日厨房に立っている作…

ずっと青二才

懐かしいカセットテープがひきだしの奥から出てきた。 23才ぐらいかな、ソロで音楽活動していた時の音源。 ライダースにブーツカットの破れたジーンズ、エンジニアブーツ、バンダナ、45サングラス(°▽°) ヤンチャ過ぎます、いいんじゃないでしょうか。 30年近…

何でもお前の意のままに

描けば叶う。 昨夜は仲間のダーツバーでチーム荻窪の忘年会。 支え、支えられて信頼を築いた仲間たち。 ラフテー、クーブイリチー、もずくの天ぷら…。 本物最高の沖縄料理。 プロの料理人持ち込みのスープ上等水炊きはタイガース藤川球児ばりの真っ直ぐなキ…

痛みと恐怖を描く

痛みと恐怖を忘れない。 痛みと恐怖が忘れられない。 そんなせめぎ合いの中から生まれてくる作品がある。 アートは痛かった、 そういうものに魅了され、共感し、渇望してきた。 日常では外に出してはいけないものがアートにあると僕は思う。 放出する。 痛み…

街角の絵画 つるこうじ苔玉

昨日は個人事業主の4人で昼からビールにしゃぶしゃぶしゃぶ2時間半。 パワーランチどころかこの日の食事はこれで終了くらい飛ばしたね。 その時にいただいた「つるこうじ苔玉」。 クリスマス、正月を押さえた和なインテリア。 今朝は静かにそれをスケッチ。 …

覚悟 筆文字

いろんなことが起きるたびにこの言葉が輪郭を際立てるんだ。 己に降りかかってくるものなら、なんとでもできるけど 自分の意思だけではどうにもできないことがある。 歯を食いしばり、強く奮い立たせて、顔に出さず、平静を装い、それで笑う。 同士よ、頑張…

スパイスカレーの道

研究中のスパイスカレー。 やっと少しだけ自分なりの形が見えてきた。 最大のポイントは玉ねぎの炒め方とわずかだか重要な塩にあり。 カルダモン、クミン、八角、コリアンダー、パプリカ、ターメリック、グローブ、カスリメティ、マスタードシード、カイエン…

鈴木誠也 畠山愛理 結婚おめでとう!

目が覚めてまずはベッドでiPadからyahooニュースを一通り見ることから一日が始まる。 まだ薄暗さの残る払暁、誠也結婚したんかいっ!のニュース。 我がカープ軍の四番(チーム事情で三番も打った)で首位打者と最高出塁率(4割5分3厘)の2冠を取り 「侍ジャ…

青の世界

夜明けから、203×254mmのアート作品を6点制作。 雑念が入らない、隙間がない。 それだけ脳内がいっぱいいっぱいなのだろう。 しばらくすると突き抜けてクリアな思考になってゆく。 描いてトブ、みたいな感覚。 周囲は見えなくなって、没頭集中する。 (この…

流離ってゆけ

久々のさすらい料理人。 作るより撮るという者を料理人とは言わないけど、料理のライブ感は作り手とお客さんが喜びを共有できるモーメント。 仕入れも立ち合い、作り上げる順序を学び、洗い物をし、仕事終わりの賄い海鮮鍋、またこれが美味い。 準備、制作、…

変わらねぇから変わる

変わらない部分を、譲れない領域を、守るために変化する。 その前段階の所で変わってしまってはいけない。 実家に戻り、雪深くなった富士山を眺める。 根元を教えてくれる。 ピーちゃんは合理的な寝床を見つけたようだ(´∀`) ココ餌箱。 食っちゃ寝すぎるだ…

HOPPY TONKY CRAZY

仲間から面白いギフトが来た。 ホッピーワンケース。 サザエさんジェネの俺は彼こそ現代の三河屋のサブちゃんと思う。 困ったときにさりげなく知恵を授けてくれ、 シレッとした顔でサプライズを起こし、 顧客(信頼ある人)を大切にしながら既定路線に入らな…

街角の絵画 シャトーラフィットロートシルト

一昨日、熱い志事を遂行する人たちの集いがあった。 志があるから初対面でもすぐに胸襟開いて話が生まれる。 世代も一緒なのでいろんな角度から物事を見つめられ、 職種こそ違うがその目は社会へと向いている。 我が家では絶対に飲めない世界トップランクの…

Yo-Ro-Zu27号

連載させていただいている「Yo-Ro-Zu」。本日発売。 「禍福糾纆」 禍福は糾(あざな)える縄(なわ)のごとし、ですね。 善か悪か 賢いか愚かか 正か邪か 美しいか醜いか 尊いか卑しいか。 片方だけでは生きられないのに 自分で勝手に境界線を引いて区別する…