書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

動いてみてこそ、不動なる心は育つ

昨日は体調が悪かった。数年ぶりに一滴も飲まずにベッドに崩れおちた。それでも内藤VS亀田戦はじっと観た。亀田選手、絶妙の距離でした。ボクシングって殴り合うスポーツですから、自分の間合いって大切だと思う。俺ごときが解説するのもおこがましいけどス…

行かなけりゃ、動かなけりゃ、わかんねぇ

長き出張から帰途の道。素晴らしき人間交差点。昨夜は講演(その模様はまた明日のつれづれ日記で)を終えて、地元の古くからの昵懇の仲間と一献。 朝6時、ガキの頃から通いなれた道をふらついて帰る。どっちに転ぶかさっぱり見えちゃいない、後戻りできなく…

つながりの中でどんな絵を描くのか

昨夜はカレンダーを作ってくれた印刷会社の仲間と地元の沖縄料理屋でガッツリ泡盛を飲みあげた。 久しぶりにフラフラな朝だ。 さて明日。東京都東大和市中央公民館ホールで講演をやります。楽しみです。楽しみにきてください。 テーマは「不動心」。東大和市…

儚さが青にとけゆる初冬かな

富士山は見えないけど良く晴れた空だ。近くの山並みは程よく色づいている。昨日は講演を終えて、親父の誕生日プレゼントと甥っ子(ほとんど会ったことはないが)のクリスマスプレゼントを買いに近所のショッピングモールに。クリスマスプレゼントを買いに行…

本日、先生は五時間目の教壇へ

給食っ!!これまでにもたくさん美味しいものを頂いてきましたが給食とはこれまたプライスレスな喜び。今回、わがままを言って給食を頂きたいとお願いしました。出番前に校長室で校長と副校長と熱く楽しく語りながら美味しい鯖味噌煮を食べた。今日は東京都東…

遠くまで、そうもっともっと遠くまで

勤労感謝の日でしたから。仕事は休んで朝から少年モード。天気もいいし、天晴じゃ。前回の試合では一回表に肩を脱臼し、DL入りし戦力外。全治一ヶ月。背水の陣で気合いも入るわな。バッターボックスには一番、タカちゃん。青空に白球が弧を描く。三番こうじ…

なんてことないことの大切さを飲み干す

日常に生きる。暮らすのではなく、生きる。夕方から青山のギャラリーに作品を搬入し、新宿で画材を大量購入。 放電して充電。友人の店(休みなのに開けてくれた)でアラフォー男女、大人の宵。厨房で適当に料理を作り、飲む。なにげない日々の一杯。派手でも…

授業をさぼって日の当たる場所にいた頃

居眠りばかりしてたし、授業もよくさぼったし、タバコの煙も青かったし、自分の気持ちをうまく言えたこともなかった。そこから大人になった。やっぱり今でも「めんどくせぇな」とか「やっちまおっかなぁ」とか思うことが…ある。ききわけのいいやつなんかにな…

見えないけど確実につながる道でふんばれ

新宿救護センターにて。ランチの看板を創作。筆から箸へとつながる創作。ランチの売り上げはセンターの運営資金になります。どうぞよろしくお願いします。主婦の友社のカタログ誌からの注文。筆で書くアルファベットもいいんじゃない。ベビー服関連を扱って…

行動とはイメージの中を漂う遊星

ギターの弦を張り替える。お役ごめんの弦をはずす時はペグを外から己の内側へと回すイメージ。当然、新しい弦を張る時は内から外側へと広がってゆくイメージ。何事も出て行くときは強く弾けるように、去り際は燃え尽きてひとり静かに。これが20年以上培って…

人の温度が夜と食事をあたためる

創作書家ときどき創作料理家。俺の料理デビューは10代の終わり、母が大病で一年入院していたとき次男のこうじは主婦になった。夕方、スーパーで安くなったもので切り盛りしながら料理を考える。だから高級な食材の扱いは未だによく知らない。冷蔵庫の食材掃…

空は気分を描いて、道は新しい日々に向かって

風雪の美しい朝を抜けて山をひとつ越えたら広く冴えた空があった。背伸びひとつ、空は遠く近い。 午後に東京に戻り、「せお」で昼食。美味い。実に美味い。ビールを一杯、東京モード。都会が好きなのは刺激があるから。人、音、光、食、酒、夜。刺激が世界を…

かりそめでもいい、白く覆いつくして

白はいい。黒の反対。対極性はわかりやすい。中途半端な淀みがない。いずれにせよどっちかでいい。頑固だと意固地だと言うヤツもいる。一生メリハリのない生半可な道をどうぞ。希望の芽は白に覆われ強い生命を育む。 しかし日本は広い。ここは朝から深い白が…

雨音は遠く、ならばそこまで

脱 東京。ちょっと別荘でも探しに。その前に正月の餅代稼がねば。東京から4時間、山中にある広大なこの場所で友人の新たなる夢が始まる。来年の夏には花の匂いに包まれて野外、書のライブなんかやりたいな。 自然の中で新しい言葉が生まれそうだ。

地・水・火・風・空そして人よ

昨日は久しぶりに完オフモードで東京を楽しんだ。いや世界を回ったような気分。旅と仕事以外で朝から外出するのは久しぶり。やりなれない朝に、電車に乗ってから携帯を薬を忘れる失態。慌てて取りに戻る。まずはラウンジのような瀟洒なカフェでブランチ。ハ…

太陽はないけど昼ビールはまぎれもなき光

豪華ばらちらし。真っ昼間から寿司屋「達広」でビール3杯。昼間のビールはききまくり。俺のいくら好きを知っているご主人。俺の念力を感じて、目が合って微笑み、いくらを大盛。すごい得した気分。休みだし、そろそろまたビールいっちゃおうかね。

映らない気持ちを写す気持ちは移らない

なんか複雑なタイトルやな。趣味の写真の話。小さい時から写真を見るのが好きだったな。映画が好きなのも物語よりも映像の素晴らしさを感じるから。小説が好きなのも物語よりも映像が浮かんでくるから。以前は人物ばかり撮ってたけど今は景色や料理など動か…

嘆きのつぶてが明日への希望になるなら

まずはこんな曲でも聴きながら。夜ならビールかワインでも飲んで。Bob Marley "Could you be Loved"先日描いたチェ・ゲバラと同じく、闘いのスピリットを俺のハートに刻んでくれたアーティスト。自分のレゲエの歴史はボブに始まりボブで終わっている。20代前…

言葉の弱さに燃えつき そして君は唄うだろう

クリスマス商戦が始まった。いきつけのハンズの入り口もこんな感じに。街が浮き足立つこれからの時期は好きじゃない。虚飾なデコレーションの中、なんだか座りが悪い。せめて人類平和の祈って「Christmas time in blue」午後、「ナポレンフィッシュと泳ぐ日…

智に働けば角が立つ、情に棹させば流される。

事実は小説よりも奇なりというが、俺はそんな小説家の事実がとても気になるタイプ。小説家だけじゃないけど、創造物よりもその創造主に激しい興味をもっていかれる。ポテンシャルやパワーは人格、生い立ちから創られる。夏目漱石は複雑な家庭環境に育ち、勉…

勢いに流されず、勢いを抱きしめ

不肖未熟ながら理事をやらせていただいているNPO法人日本ソーシャルマイノリティ協会、「新宿救護センター」に新たにファミリーが増えました。歓迎会@鳥修。穴場な焼き鳥屋。歌舞伎町にあって美味い焼き鳥があって焼酎を360円から出す優良店。店主のケンち…

ジリジリと燃えてゆく,魂こがして

この秋、焼き物に凝っています。備前や伊万里ではなく、こっちの焼き物。昨夜は大好きな炉端焼き「てっぺん」へ。絶品の釧路産のつぼ鯛。ここに来たらメニューを開くことがない。焼き職人のえぶちゃんにすべてを任せてこちらは感動を食す。塩梅、食感、甘み…

ゆっくりと時間を重ね、人の心が沁みてゆく

新宿、喧噪のど真ん中時を止めた一角がある。お多幸。おでんの季節。二人とかで行くと皿盛りになっちゃうけどみんなで行けば鍋!おでんの定番と言えば大根、玉子、はんぺんと思い込んでたけど聞いてみるとけっこう好みはバラバラ。関西人の友人がちくわぶが…

夢に生きない、現実に夢を描く

第三回「夢玄會」。できることしかできないができることは一生懸命やる。「一生懸命」いい言葉だねぇ。人のために命をはる覚悟。 自分には自分に与えられた道がある。 天与の尊い道がある。 どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。 自分だけしか歩…

越えても、詰まっても、強く振りぬくこと

またひとりのサムライが金字塔を打ち立てた。ニューヨークヤンキース#55。ヤンキースのユニフォームの背番号の上に選手の名前が入っていないのは、一流選手なのだから名前を入れる必要はないという強い誇りの表れでもあると聞いたことがある。そのヤンキー…

風に吹かれながら節義を固く黙々と

ホームタウンの三軒茶屋で女性アーチストと一献。感性を肴にジョッキをあおる。同じ表現する立場にあっての喜びや苦悩。共鳴って時間のビールは最高にうまい。帰り道、以前住んでいた三宿を通過。よく通った店の看板。久々にかき揚げうどんにビールでもいっ…

他人の家に土足であがることはできない

余計な言葉はいらない。言葉が美しいすぎて、描いた。革命の戦士、チェ・ゲバラ。言葉を無駄にしてはないだろうか。自問する。発せられるものは言動、すなわち言葉と行動が伴わなければ響かない。胡乱な言葉に誰が共鳴などするものか。かつてコピーライター…

細く長くそばいていてくれるだけでいい

冷え込んできました。焼酎のお湯割り、熱燗酒の季節。〆はデザートでも、コーヒーでもなく。大好物、蕎麦とビール。これ、理にかなっている。ソバポリフェノールは脳細胞が死ぬのを防ぎ、蕎麦湯に含まれているコリンは肝臓を守る。つまりどんなに飲んでも記…

遠くまで飛ばすためにはバットを振ることだ

野球選手がバットを振り続けるわけ。料理人が包丁を研ぎ続けるわけ。鍛冶屋が焼けつく炎に対峙するわけ。画家が孤独を超えてキャンバスに向かうわけ。F1ドライバーがアクセルを踏み続けるわけ。ボクサーが傷だらけでもリングに立ち続けるわけ。プロとして仕…

飛躍の瞬間の前に訪れる静けさ

まずは快晴の空に感謝。これからステージで思いきり書きます。 興奮するねぇ。この興奮のために俺は生きてる。