書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

潤いの時間

久しぶりに家でゆっくりできる一日。

 

5時に起きてカーテンを、窓を、開け放ち、風を通し

ベッドでストレッチ。

 

麦茶を飲みながらベランダで日光浴。

 

まだ6時。

朝陽でチャージされた感覚でアトリエで制作。

 

掃除をして、

早朝とは反対側のベランダの菜園に水をやって、ハンモックに揺られる。

 

愛鳥ポンタと戯れてから、ジョギング。

 

シャワーを浴び、

土鍋ご飯を炊いて、肉野菜炒めを作って家街中華。

白ワインを一杯。

 

午後はこれも久々の「目についたものを落書き」シリーズ。

をしながらカープ観戦。

どこにも行かず、静かに過ごすこんな半休日がとても大事。

中途半端に外出したり、人と会うよりリフレッシュできる。

すべては心血注いでいい作品を創るためという大基準。

 

ビールでも飲もうかな。

 

ローストチキン〜ビリヤニのリズム

帰り道、にわとり一羽を買いまして。

ほりにしスパイス揉み込んで。

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乱切りの、旬の野菜を転がして。

200℃窯で一時間。

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ショウズクの、香る水割り飲み干せば

心地良しやの初夏の酔い。

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料理のテンポに言葉も呼応。

 

家飲みはいいね。

鶏肉貪りなからオーブントレイに残った旨味の詰まったオイルを見て閃いた。

 

翌日、

食べきれなかった鶏や野菜とオイルに作り置きのマサラとスパイスを加えて。

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チキンビリヤニ

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バスマティライスと素材、スパイスのすべての香りが良い感じ。

 

ローストチキンからビリヤニの流れ、

今後もハマりそうです。

雲外蒼天

水無月朔日。

東京の雨は明日かららしい。

 

北海道より届いたアスパラガスを描く。

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日々、書く(描く)こと以上の喜びを知らない。

当然学びも多い。

 

ご依頼いただいたひとつひとつの作品から得る成長と、喜びの場所に作品があることに感謝して

今月も一意専心、大切に創ってゆく。

 

「雲外蒼天」

雲は障害や災いを比喩し、

その雲の先には青空が広がっている。

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梅雨の時期ですが、蒼天に向かって。

 

上州登利平 たれ守り衆の50年 上映会@ユナイテッドシネマ前橋

題字を書かせていただいたドラマ

「上州登利平 たれ守り衆の50年」

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の上映会が先日前橋市のユナイテッドシネマ前橋で開催されました。

https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/286316

↑ドラマから上映会へ。

スケジュールの都合で行けなかったのですが大変盛り上がったそうで

さすが群馬県民のソウルフード、愛と誇りですね。

 

主題歌のタイトルも書きました。

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進化を止めない情熱と

変わることなき継承。

 

そしてやっぱり、たくさんの人の愛情。

これが一番。

 

あのタレでご飯かきこみたくなったw

街角の絵画

私鉄沿線、小さな駅の商店街。

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いろんな人がいろんな一日を終え、一献。

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焼き鳥の煙に包まれて冷たいビールを。

 

特別じゃない、日常の延長、

その心地良さ。

 

焼酎のボトルを入れ、古くからの友と呑み交わす。

ボトルがなくなると、「じゃ、またね」と、それぞれの方向へと帰ってゆく。

 

派手さも華やかさもない。

でもしっかりとした輪郭を持つ。

 

そんな時間が嬉しくもある。

 

歳を重ねるのも悪くない。

 

 

東中野Itoにて

日頃お世話になりっぱなしの大切な先輩の誕生日。

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大人気老舗洋食屋「Restaurant Ito」を貸し切りに出来るあたりにも人望の厚さがあらわれる。

硬派なマスターもこの日は楽しげで、気持ち通ってるお祝いの席。

 

美しいタルタルステーキ

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ビールを飲みながら、先輩

「誕生日っていうのは祝ってもらうんじゃなくて、こっちがみんなに感謝する日だ」

粋な人です。

 

こちらは数年前から来させていただいていますが

これを目当てでランチから行列ができる名物「ボンボーヌ」、

ついに、初めて、食べました。

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本物の仕事は、見て味わうだけで大変勉強になります。

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ステーキの頃には赤ワインのチェイサーにビール、

そのビールのチェイサーにビールをいただきました。

 

雰囲気が良すぎてその後の写真は失念です。

 

この日は素晴らしい料理を堪能しましたが

大好きな先輩はこうも言います。

「一番大事なことは誰と食うか、それで味も変わる」。

 

酔いに任せることもなく、穏やかに終始笑顔で食べて飲む、

そんな時間が愛おしく感じた。

 

まだまだ先輩から学ぶことがたくさんありそうです。

元気でいてもらわないといけません。

 

 

明日へ向かって

どこにも吐き出せない思い、

自分の中で蓄積される憂悶、

 

そんなことを誰もが内包しながら生きている。

 

だから多くを語らず人を求めるのだろうか。

語らなくて済むからひとりになるのか。

 

それでもこの世界は愛に満ちている。

 

困難の中から差し伸べられた手の温かさを、

悲壮から抜け出す笑顔の強さを、

僕は忘れない。

 

受け入れると同様に

逃げたくなることもある。

 

完全はない。

 

完全にならなくてもいいと

ふれあう人に教わる。

 

名も知らない、過去も知らない人の

ささやかな献身性に光を見出すことがある。

 

先に道はない。

 

でも孤独じゃない。

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いろいろある中、久しぶりにいつも公園にてジョグ。

 

今は誰かの思いやりに導かれて走ることができる。