書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

月に吼えれば

東京は雨がちでしばし短パンから遠ざかり間隙をついて久々のナイトウォーク&ジョギング。吼える。狼というよりコヨーテとなり。ゼーゼーと駆ける。そして穴子&ウィスキー。行って来いの筈が来い、来い、来い。さたに穴子&黒糖焼酎「まんこい」。故に今日…

似て非なり

和食の名店「おわん」さん、師走のメニュー。 印刷も、コピーも、プリントアウトも選択しない粋。 料理も書も効率ばかりを追いかけたら相手と繋がってゆけない。 しっかり、ひとつひとつ。 ジャンルは違えどその感覚を共有できる 職人の方たちとする仕事はい…

吉祥寺エレジー

久しぶりの井の頭公園、夕暮れは最高。 桜もいいけど紅葉は落ち着いてていい。ビールも飲まずジョガースタイルで背筋伸ばして街中を闊歩。吉祥寺に来られた際には紅葉の後にこちらへもどうぞ。レコード屋さん「RARE」世代、ジャンルを問わず欲しかった一枚に…

見えぬところ

「柔」柔らかく見せている人ほど荒ぶる気持ちを抑制できている。よく笑う人ほど苦しみに対峙してきた。目に見える部分の奥にある心を常に感じていたい、そんなところを表現してゆきたい。■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■2015年一文字感字カ…

辿り着く食卓

久々の自宅の昼飯コレクション。 普段からあまりぐっすり眠れるタチではない。 飛行機や新幹線でも眠ることができない。 ぼーっとしている時間ももったいない。 それよりも起きて何かやっていたいと思う、根っからの貧乏性の回遊魚。 五時に起きてとにかく作…

晩秋の色

母を連れて紅葉狩り。鳥獣狩りから、愛でる紅葉狩りへと言葉や表現の変遷、ニホンゴムズカシイ。写真を撮ってたら上品なおばあさまから「私の携帯でもあなたさまのような写真を撮っていただけませんか?」渡されたのは年代物のガラケー。きっと頼んだことを…

狼煙をあげろ

地元ジョグ。幼馴染みの高橋くんの実家脇から見上げる空。何度でも生きることに熱くなって、煙に巻かれず、風向きに抗うこともなく、狼煙をあげろ、まだ見ぬ友に、叫んでいる人に、泣いている人に。やるしかない、やるなら力一杯に、やるなら悔いなきよう。i…

ゆっくりをイメージ

一時間のウォーキングと温泉サウナを終え大きな鯛で泡の夕餉。体幹トレーニングとウォーキングを日課にしてゆっくりと強い身体作むり。腰痛も肩凝りも胃の脆さの克服も強い身体から?イメージして変えてゆく。ホッピーのイメージもスパークリングワインくら…

光はどっちだ

日の出がすっかり遅くなり、 冬の訪れを感じるこのごろ。 闇の中は寂しい、 寝てりゃいいんだけども。 ベランダで朝を待つ。 太陽昇って筆を持つ。 作品を待っててくれる人がいる。 かっこよくは言えないので… 不格好ながら、心からありがとう、 生かされて…

サカヅキ

ボジョレーもいいが、生マッコリ。前日深夜の三時半起きがなんだ、響かせたいことがたくさんあるんだ。夜明け近くまで轟くセッション、翌朝の残響の二日酔いはない。気のあった仲間とハイチオールCが特効薬。人にまみれてこそ。iPhoneから送信

一文字感字カード

今回のカレンダーの早期購入特典の一文字感字ポストカード。 カレンダーの内容同様、筆の躍動をテーマとし背景は薄墨のはらいや飛沫。 11月中にカレンダーをご予約、ご注文いただいた方にもれなく ご希望される漢字を直筆でこのように書かせていただいており…

空色の街

今の街に越してきたのは震災の年。内見の時はすでに仮契約されていたのだが、震災の影響で関西から転勤のはずだった先約の方がキャンセルとなり決まった。ちょっと遠出をすると未だ道に迷うこともある。思う通りにはならないし、まっすぐじゃ、辿りつけない…

あかねの夜

久しぶりに自分史上ナンバーワンCPの酒場「あかね」へ。 美味しいものは料理から「もっと、ちこうよれ」と言われてる気になる。 センマイ刺し、ウマイ。 ホッピーのナカ、どれだけ多いことか。 気取りなき酒場にあるそれぞれのスタイル。 わずか数時間の急速…

晴れの人

昨日、父の分骨が近くの墓で眠ることができた。やはり晴れた。神通力か。埋葬式の後、墓地の近くのひなびた旅館で家族で食事をして、温泉に浸かる。その後、仕事に行った妻に感謝のメールを送ると「お父さん、今ごろカラオケしたりマジックしてるよ〜観客も…

いつもの呼吸

四時半とちょっと早めに目覚めてしまったが いつものリズムに身体を戻してゆく。 今回のカレンダーの予約特典の早得のポストカード。 書の背景は薄墨、 これにご希望の一文字感字を書かせていただいております。 モノクロのモチーフ、 年齢か、経験か、ただ…

視点

女子車椅子バスケをやっている友人にエールを送りに作品を抱えて立川「てっしん」へ。変わらぬ極上。日本中で肉を喰らうがどこにもない逸品。エールの話は後日報告。居合わせた男子車椅子バスケの選手、指導者とキーを合わす。プレイヤーとして一番大切なも…

漢の語り場

正統派の居酒屋・大衆酒場を徹底的に応援します。ネットのランキングや、モデルが表紙を飾る雑誌では収集できない場所。長いカウンターがあって、無口で謙虚な大将がいて、チェーン店にありがちなブクブクの泡じゃなく、小洒落た店のようなちっちゃなグラス…

繚乱

3メールの書の制作。跳ね、掠れ、払い、飛び散る。ふぅー。iPhoneから送信

Free as a bird

仲間が集いてカレー鍋。7人それぞれに酒やツマミを持ち寄り。今ブログを書きながら聞いてるBGMもこう歌ってる。「言い訳を積み上げ過ぎちゃ何も見えないさ」理屈を越える心のつながり。酒には羽がついている。飛ぶのだ、跳ぶのだ、自由に。■□■□■□■□■□■□■□■□■…

秋の足跡

昨夜ベッドであれやこれやを考えていたらまったく眠れず、それでも夜明け前には起きてしまい完全寝不足の朝。頭と心の整理に45分のウォーキング。戯言を夜に吐くより踏みしめて落ち葉と戯る秋の轍に。iPhoneから送信

ヒトのヌクモリ

東京も冷え込んできました。身体と心の声を聞き漏らさぬよう。昼は自宅でサムゲタン。ナツメ、高麗人参、牙なおぎ、銀杏、栗、丸鶏…滋養をそのままいただく鍋。夜は九州料理屋でモツ鍋。ブリブリのモツ、〆のチャンポン麺まですべてがカンペキ。漢酒、この熱…

番長の戯言

思えば子供のころ砂場遊びが好きだった。砂を山にして、如雨露で湿らせ、ビー玉の通る道を作り、ところどころに王冠を埋め込む。大勢で遊ぶ野球や缶けりや泥警よりも砂場で黙々とやるのが好きだった。昨日は友人の誕生日パーティーだったのでポテサラバース…

実りの歩道

毎日、30分〜1時間のウォーキングを課している。身体に風を通して心の換気、頭を整理するのにちょうどいい。木の葉やドングリを広いながら冬へと続く道を歩く。iPhoneから送信

酒と卵の国民

先日、打ち合わせがてら一献。 日本の食は本当に美しいですね。 そして俺、魚卵系が大好きで…日本酒がまたたまらんと。だから身体には充分気を付けないとなぁ。御陰様で完治いたしました、他人の講釈なんて聞き流しておけばいい、だけど自分の心と身体の声に…

運否天賦

運否は天命。だから悔いなきように、手を抜かぬように、惑わされぬように、流されぬように、自分を信じるように、向き合うように、乗り越えるように、急がぬように。iPhoneから送信

歴史の1ページ

また今日も一書渾身でやることに変わりはないけど、いつか過去を振り返ることがあれば昨日のことをきっと思い出してほうじ茶でもすするだろう。昨日の麗澤大学「麗陵祭」、午前11時のスタートから17時までノンストップ、ひとりひとりと向き合い書き続けた怒…

押したら引く

11月朔日、 曇天の夜明けに手を合わせる。 いくつかの蕪を描いた。 少ない色と粗い線での表現は好きな画風。 筆圧のさじ加減ひとつ、これだけ。 簡素は難しく、奥深く、美しい。 昨日、渋谷に行ったら街中ハロウィンの仮装で驚いた。 いつからこんなになった…