書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

そこから

三年前の昨日から、当時、人に言えぬプレッシャーと不安と恐怖から日記をつけ出した。そこに曝け出していた。あれから三年前。今にして思えば大きな分水嶺となった時期。考え、感じ、本を読み、反省し、反復し、自分を成長させる様々なことを思案する。自分…

さらば農民書家

荒涼とした大地、最後の収穫と整地を終え、本日をもって農民からの卒業。性分には合ってなかった、命あるものを扱うという責任感だけでやってきた。ただ農民やって数年、失敗と成功を繰り返す中たくさんの人にお世話になり、協力をあおぎ、教えていただきそ…

番長宴会旅

さすらいの料理人。ポテサラ番長。昨夜は15人の福岡県人同窓会の集い。飛び交う博多弁、最高たい。自分より6つほど上の人たちだけど同級生同士っていうのは何か魔法を持ってるね。素晴らしい時間を片隅で味わった。カレンダー、一文字感字カードも喜んでくだ…

俺の太陽

夜明けの色、この刹那に対峙してから筆をとる。深夜のモノローグではない、太陽と会話するんだ。倭寇の時代からそうだったはずだ時を経て盗んでおきながらそれを自分の国のものだって?おかしな話だよな、お天道さん。iPhoneから送信

徹 一文字感字

カレンダーの大量注文いただき、感字カードを書く。勉強になる。なぜか。すべて同じじゃないと意識するから。字が違うとか、色が異なるとかそういう部分じゃなく。深い「意識」の中に自分の成長を見出すことができるはずだ。やれば何かが、やらなければそれ…

喜びのマトリョーシカ

昨夜はお世話になっている方のお祝いのパーティーへ。情熱を五種の赤の花で、そして気品を表す白のカラー。人となりのイメージに沿う花束を創ってもらい新宿へ。ネクタイ締めて、ロシア料理の晩餐。人間の格が少し上がった気になります。長いお付き合いをさ…

言葉が沁みる

ホルモンつつき漢酒。飾らない店で熱く静かに。男に生まれてきたからこそ。行雲流水。iPhoneから送信

冷静な気迫

ついに横綱。今場所の稀勢の里、文句なしの強さ。勝ち方が素晴らしい、千秋楽の白鵬との取り組みの土俵際の粘りで綱取りを確信です。これまでここ一番での負けや、メンタル面を言われてきたけどその悔しさ、無念さをしっかり糧にして稽古を重ねてきたんだ。…

葵 一文字感字

左へのはらいと右へのはらい、同じ高さになるようにすることで広がりがありながらもひとつにまとまるイメージで書きました。「天」の部分がやじろべえの真ん中みたいな感じ。画数が多く、線の向きが様々な漢字は書いていて面白い!iPhoneから送信

料理のコトバ

割烹「半吉」で作品を堪能。のっけから鮑の肝ごはんにウニ乗せ。つつまみながら日本酒で語る。春が少しずつ。普段、貝はあまり好みではないので食さないのですがこのツブ、すごかった。良き語らい。〆は過不足なしの出汁がしっかり効いた鰤雑煮。基本の大切…

阿吽 筆文字

カレンダー作品集 一月は「阿吽」 一年の初めということで、やはり制作段階において このカレンダーの色となる部分が顕著に出る月です。 アルバムの一曲目みたいな存在になります。 口を開き呼気にあたる「阿」、 口を閉じ吸気にあたる「吽」、 これを合わせ…

蕎麦に瓶ビール

昨夜は蕎麦屋で宴。体調が万全でない中、歴史という重厚感を纏う情緒ある蕎麦屋でつまんで軽く瓶ビール。いい気分転換。延々と飲み続けるわけじゃなく〆にキリッと締まったせいろ。すべからく平素からこうありたいがね(*´-`)iPhoneから送信

何度でも

基礎的なことからもう一度。そしてオリジナルへと昇華させてゆく。やはりいいもの、きれいなもの、心に響くもの、言葉よりも気持ちを見ることができる人間関係そこに触れ続けること。夜明け前からずっと基本の反復を繰り返しイメージのそのまたちょっと先を…

寛恕

コダワリってのはある意味、武装なワケだ。 攻められるのが怖かったり、鬱陶しかったりするからコダワリの鎧を纏い、遮断するんだ。そして好きな人だけを招き入れ、それ以外を排他する。本当に器量が広かったり、人や、世界を思う人はコダワリを持たず、来る…

和 筆文字

昭和な男なもので。「和」好きやね。iPhoneから送信

百錬成鋼 筆文字

百錬成鋼 心と体を何度も鍛えることによって、初めて立派な人物になることができるということ。 または、意志などが非常に強いことのたとえ。昨日、久しぶりにうどんを麺から、出汁から作って失敗した。情けないやら悔しいやら。なんでこんなにも不器用なん…

感字 デザイン

カレンダーのご注文をいただき書かせていただいた一文字感字、このように素敵に飾っていただきました。それぞれにデザインや彩色、書体もアプローチを変えたのですがそれをひとつにするという発想、素晴らしいですね。嬉しい一枚でした。カレンダー、まだま…

影を引き連れ

紹介状を書いてもらい近所の病院に通院。かつては「つういん」と打てば「痛飲」と変換されたのに。病院までウォーキング、激しい運動は止められてるがまったく身体を動かさないのもストレスになる。じっくりと少しずつやるしかない。走れない分、ラーメンも…

ラーメン凪煮干しカンペキ!小麦の香りあるモッチリした太麺も。素材っていうものの大切さを主張する一杯。見えないものを感じるのだ。iPhoneから送信

かつての場所

救急車で搬送された病院で再検査。因果があるのかどうか運ばれた大学病院、かつての住んでいた家から数分の立地でかかりつけの病院だった。またこうしてお世話になるとは。病院の隣にあるこの公園も5年くらい前のブログに何度か登場してるはず。半日費やして…

祝成人

おめでとうございます。大人になり過ぎないでください。書かせていただきました、荻窪の北口のあちこちに貼られています。iPhoneから送信

わたしが殺した男

温浴治療も兼ね、温泉のリラクゼーションルーム浸り。ひたすら読書と入浴を繰り返す。「わたしが殺した男」読了。警察のヒエラルキー、内部事情を描いた物語。人生のノンキャリだからなぁ、そこにシンパシーを感じるのか。iPhoneから送信

長楽萬年

年始の作品。吉兆運ぶ鳳凰を喚起させる黒鶏が画角を引き締め永く続く楽しみを訪れますようにと願い込めて書きました。ライティングや手前の生け花もいい感じ。妥協なき作品創りに邁進してゆきます。iPhoneから送信

大丈夫です!

連絡をくださっている方もおりますので。昨日の午後、都内を車で走行中事故にあいました。 サイドブレーキを引いて信号待ちのときの完全停車中の背後からの衝突事故です。 衝撃はかなり大きく、首の痛みで救急搬送されましたが頸椎捻挫で今のところは経過観…

百花繚乱 

花のお節。感覚を磨いて、さらにもっともっと磨いて、素晴らしい作品を届けられるように。そしてたくさんの人と百花繚乱。新春にお使いください。酉年LINEスタンプ

一文字感字 挑

挑み続けられるか怯まずに、しっかりと前を見据え、躊躇せずに、奇をてらわず、小手先に頼らず、隠れることなく、大胆に、視野を広げ。もう完全にイメージは動き出している。寝ていることよりも飲み続けることよりもテレビや映画を観てるよりも動いていたい…

瀬音の湯

元日に実家に戻り、今朝は午前3時半起床。制作に入り、午後は父親の墓参り。そして秋川沿いの「瀬音の湯」再訪。ここが東京⁉︎と驚かれるロケーション。これまでの温泉の中でも三本の指に入る泉質。国内屈指さすがのph10、入った瞬間に身体に膜が張るトロみ。…

瀬音の湯

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頌春

あけましておめでとうございます。申の最後に仕上げた仕事で酉を祝います。たくさんの夢を紡ごう、本当にそう思っています。可能性は年齢ともに増すことを己に示してみたい。皆さんにとって素晴らしい一年になりますように。書家 高野こうじ