書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

塊となって突き進む

狼が月に吼えると言うのならば、犬が鐘の音を聞いて唾液をたらすと言うのならば、我らは29日に肉を喰らうさ。それもとびきり豪快に。「チャコあめみや」。リブロース1.5kg!肉を食べるのにこれ以上ないシチュエーション。ビールを、ワインを飲み、本能に響く…

<告知>2013年 感字カレンダー

書家 高野こうじ 2013年 感字カレンダー季節や感情を描いた12枚の書画集。卓上CDケース型カレンダー 価格1,000円(税込み)◆お申し込み方法◆お名前、ご住所、ご購入点数を明記してrodeo333_99@yahoo.co.jpまでメールを送ってください。年内ご注文の方に、特…

同じ時間はないのだから

いよいよカレンダーが仕上がりました。発売日11月30日、です。昨夜は地元で制作に関わってくれた仲間三人でボトル三本、開けて語った。出来たてのパッケージをその友と、親にまずはじめに渡す、そしてたくさんの人に響いてゆきますように。ただいま渋滞の新…

漢の色気

心に生きる、玄さんと漢酒。哺乳類だから温度を知ってる。毒も薬も飲んできたから角度も知ってる。だから1℃がだから1度にこだわるのだ。森を見て、木を見る。逆こそ真なり。裏から表を知る。言葉や生き様が五臓六腑に沁みる。生きる、を実感するこんな酒が素…

万葉の湯 東京・湯河原温泉

日本最古の歌集「万葉記」の中の「足柄の土肥の河内に、出づる湯の、世にもたよらに、子ろが言はなくに」。はかなき恋心を温泉に喩え、詠まれたこの「出づる湯」とは湯河原の温泉。太古の浪漫に想いを寄せて、町田にある「万葉の湯 東京・湯河原温泉」にやっ…

apple&pears

昨夜は12年の時を経て、一年限定で復活した盟友アップル&ペアーズの最後のライブ。深遠なる時間の波の中で音が踊っていた。ご学友であり、音楽仲間でもあった。そしてこれからも良きライバル。蹴落とすとかいがみ合うのではなく、誇りに思い、認め合う。そ…

静かに痛みを飲み干す

酔っぱらうためでも、テンションをあげるためでも、暇つぶしでもない。言葉が踊り、そこに届いてゆく、時間を温めるための酒は非常に心地よい。スコッチは自分に対峙する唯一の酒だ。友人からいただいたTHE GLENLIVET18年。5年振りに飲んだがスムーズで柔ら…

2013年 感字カレンダー

まつことも、またされることも嫌いです。暇な時間などない、時間は有益に使いたいのです。オヤジがリタイアするまでは時計屋だったせいでしょうか。そんなワタシですが、例年より大幅に遅れついに完成の運びとなりました。遅くなってすみません。2013 書家 …

吾唯足知

料理は人から人に渡ってゆくもの、そういう心が介在する店、高円寺「玄品ふぐ 高円寺の関」。心には心が集う。静かなのに熱い。強いのに優しい。元気が立ちのぼり。広いのに深い。そんな時間。天然ふぐと旬の白菜や春菊、葱の織りなす雑炊はこれ以上なきハー…

思考のひととき

今朝の蒼空、真白の霊峰。早朝からアトリエで黙々を書いている、作業中は煙草も吸わず、コーヒーも飲めない俺は温かい万能茶で一服。「愚」コースターを創りました。一文字感字コースター、あなたもどう?それよりもカレンダーです、来週半ばにはリリースの…

あれからずっとシャウト

誰も見ていなけりゃ。どこかに落ちてるなら拾うかもしれないけど。やっぱりどこにもあるわけない。自分で探しに行かなきゃ。自分で創ってみなきゃ。うまくいかなくても。何度でも、何度でも。近道も、遠周りもない。ただ往くだけ。

いつしかの濃密なステーキ

昨夜は近所のステーキハウス フォルクスというレストランに行ってみた。このタイプのレストランはガッツリ飲んでツマめないのでほとんど行かないけどステーキハウス フォルクスの思い出は深い。20代半ば、バンドを解散の末期、所沢のスタジオで練習に明け暮…

風が知ってるはずさ

雲一つない空、北からの風、冬の昼下がり。これだけの条件下で選択肢はただひとつ。読売ランド「丘の湯」初見参。こじんまりしているものの、丘の上だけあって空が大きく気持ちいい。日が暮れるまで、風呂〜サウナ〜原稿書きを繰り返す。年間そうない露天風…

エリート×アウトロー

昨日集英社よりリリースされた著書「エリート×アウトロー世直し対談 堀田力・玄秀盛」を読んだ。元東京地検特捜部検事の堀田さんと駆け込み寺の玄さんの対談本。素晴しきハイブリッドで鮮やかなコントラスト。しかし同じ地平に立っている。「お互いの体温で…

12ヶ月の言葉

デザイナーのAKEMI嬢のおかげでいい感じに仕上がった来年のカレンダー。普通なら2週間はかかるであろう作業を2時間でできるのは準備とイメージ。煮詰まることもキリのないテストも迷いもない。生命力を吹き込んだ12ヶ月。ご期待あれ。「一書渾身」創作書家 …

悪口陰口 気にしないぜ

14歳のときから音楽はいつだってそばにある。買いそびれていたiPod nano 第7世代をやっと購入。こんな小さなヤツがいい音を出す。何が入っていたのかと思わせる大きなステレオやゴツゴツとしたダブルカセットデッキ、擦り切れたレコード、伸びきったカセット…

tokyo prison break

テレビをほとんど観ないワタシ、我がカープ軍の敗戦をむかえた9月からはテレビは再生モニターと化している。ジャック・バウワーに別れを告げたあと、今はマイケル・スコフィールドに会うために電源を入れる。「24」も「プリズンブレイク」も五年前に見たとこ…

凛とした朝に描く

午前6時、凛とした心持ちで筆握る冬の朝。カレンダーのモチーフをこの期に及んで描いてます。「 霜を掃き山茶花を掃く許りかな」高浜虚子。今頃から旬でしょうか。冬に咲く、数少ない花。高浜虚子。蘇我馬子、小野妹子、江崎 玲於奈、…みんな男性。紫式部も…

カンペキな栄養

美しい夜のセレナーデ。アンリオで乾杯。キレがいい、馬刺の赤身との素晴しきマリアージュ。初めてお目にかかりました。ピュリニィ・モンラッシェ。そして…シャトー・ムートン・ロートシルト 1992年!!20年の歳月を超えて、抜栓する喜び。もう、なんという…

人生にいろどりを

多摩センターのマイカルシネマズまで足を伸ばした。「人生、いろどり」を観に。映画は壮大な娯楽、と思っている。でもこういう作品に触れると思い違いとも思う。徳島の山村にあった、高齢者の人生の物語。観終わるころには、手もとのティッシュの何枚もがウ…

考えて、考えて、考えない

女性はこう思うのかもしれない。「男はなんで理屈っぽく考えるのだろう」と。確かにそうだ。こねくりまして、ひっくりかえして、また組み立てて。女性はこうも思うかもしれない。「男はなんでこんも単純なんだろう」と。確かにそうだ。好きなチームが勝てば…

遠い遠い炭水化物の道

韓国は実に実に愉快な驚きとそれはそれは美味しい料理に溢れていた。しかし、日本に戻ってきてもそんな食生活をしていたら狼の牙が抜けてしまう。そんなわけでインシュリンの分泌を抑える低炭水化物摂取のまっただ中。所謂、低炭水化物ダイエット、ローカー…

今年を書きながら

人間は矛盾の生き物なんていうけど複合的に見ればたいしたことはないんだね。どうしてもラーメンが食べたくてラーメン屋に入ってみたけど結局、餃子とビールで満足して帰ってくるようなもんさ。食べるという欲はさらに良い形で満たされたんだ。目の前の事象…

Tokyo cityは霧だらけ

先日、アルコールパトロール中にバッグをなくした。思い当たるところ、いずれにもなかった。デジカメとipodとさらに生活に大切なものを紛失。記憶をひも解き、タクシーしかありえない。そこで活躍、ドライブレコーダー。タクシー会社の協力を得て、記録を見…

2012 麗稜祭

秋晴れの11月4日。太陽とたくさんのご来場と実行委員はじめスタッフの皆さんに感謝。毎年おなじみの人、嬉しい再会、思いがけない来訪など書くこととそれ以外の喜びもありました。続けるからこその出会い、続けるからこその成長、続けるからこその感動。93…

海の囲まれし国の人

昨日の麗沢大学学園祭、たくさんの方のご来場心から感謝いたします。今日は作業予定がぎっしりなのでその模様は明日アップします。なので、打ち上げの模様を。渋谷 漁十八番。何度来ても満席だったが、書の神様は味方してくれた。みなさんのおかげで最高の酒…

快晴の祭

今年もここに帰ってきた。もう10年以上、この学校で書いてるってことは義務教育過程以上の歳月がここにあるってことか。学生気分で書くぜ。いや、プロとしてやります。とりあえず、おてんとさんよありがとうございます。「一書渾身」創作書家 高野こうじ

飾りも付けずに踊る言葉

表参道の鮨屋「八兵衛」。ロゴを書かせてもらっています。昨夜はここで打ち合わせの後、一献。ネタも技術も雰囲気も素晴しく、つまみも豊富でさらにコスパも高い。お客さんも多彩な顔ぶれで絶えず賑わっている。こうでありたいね。明日は千葉県麗澤大学の学…

それぞれの季節の始まり

シャンパン、ビール、久保田、ハイボール、焼酎…昨夜は素晴しい仲間と誇らしい美酒に酔いしれた。そして今、あれ?、デジカメがない。写真がアップできません(爆)。霜が降る月、冬が始まる。やることが一杯。釣り糸を垂れられぬまま、冬が来ちまう。「24」…

魂こがして

昨日は焼肉。火を前にして燃える漢酒。11月朔日。今朝も静かに富士山に手を合わせる。13年前の11月、ニューヨークの路上パフォーマンスから書家 高野こうじの歴史は始まった。蹴飛ばされ、転がされ、唾をかけられ(これらは比喩ではなく)それらを凌駕する感…