書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

Yo-Ro-Zu27号

連載させていただいている「Yo-Ro-Zu」。本日発売。 「禍福糾纆」 禍福は糾(あざな)える縄(なわ)のごとし、ですね。 善か悪か 賢いか愚かか 正か邪か 美しいか醜いか 尊いか卑しいか。

片方だけでは生きられないのに 自分で勝手に境界線を引いて区別する。

どちらも受け入れたい。

書は背景は力強く荒れる筆運びで 漢字は小筆の流れるタッチで両方を表現。

何がどうなるかなど考えすぎないで 自然に受け入れ、まっすぐに見つめたい。