TAKANO BLUE
実家の朝。 凍てつく空気、遠く富士山を見る。 背負えば目線が下がる、 抱けば先を見ることができる。 蒼に目を覚ませ。 凛として。
アトリエに所蔵されているこれまで描いてきた抽象画 5回目はこちら、タイトル「明景」。 青をテーマに描いている中でも、秋のテイストを感じるものを。 描いたときは確か真夏だったので秋の意識はなかったと思いますw 抜ける感じよりも青の憂いみたいなもの…
アトリエに所蔵されているこれまで描いてきた抽象画 4回目はこちら、タイトル「交差」。 描き始めた時にぼんやりと縦と横の線が浮かんで。 それは分断するような線ではなく、ほんとぼんやりと(^^) ですので明確な線を引いてるわけではなく、重ねていってなん…
アトリエに所蔵されているこれまで描いてきた抽象画。 このシリーズ忘れてました( ´∀`) なのでまだ三回目は過ぎゆく夏にこちら、タイトル「流麗」。 ブラシで細かく引っ掻いてます。 色入れて引っ掻いて、また色を重ねて引っ掻いて。 ガレージなんかに合う…
仕事として絵を描き始めたとき、テーマとして「蒼」があった。 小さくはないサイズの蒼を約一年にわたり描いた。 表現は抵抗。 脳内の矛盾を解くように絵は解放に導く。 蒼、 夜の蒼で一杯。 幻想的な自然の色。 どこにも行けなくても、 想像することができ…
こちら半年前くらいに描いたもの、なかなか気に入ってる作品です。 微妙に濃度が違う青を何度も重ね、乾く前に指先で叩くような感じで隆起を作っていきます。 いろんな色を使うより、ひとつの色を重ねたり、薄めたり、筆のタッチを替えて深みを出すのが好き…
アトリエに所蔵されているこれまで描いてきた抽象画。 二回目は夏っぽいのをチョイス、タイトル「呼吸」。 色使いはシンプルですが、ベースの白と青を少しずつ色味を変えて重ね塗り。 息づく感じを出すために。 販売もいたします。 サイズ870×610 パネルのよ…
アトリエに所蔵されているこれまで描いてきた抽象画。 少しづつ、時々、紹介して行きます。 今回は「響明」。 光が、そこで、包まれますよう。 アーティストとしてなんとかこのコロナ禍を生き抜いていますが この国の政治はそのような者に差し出す手は持ち合…
解放に向かうのだ どんな状況下であっても表現は何者かに絡め取られはしない 問いかけるただただ内側に 恐れるものはない 何も持たず 何も背負わず ここだけに生きる 朝の光とともに絵筆を握った。 新作三点。 渾身。 心地よい疲労。
リビングの絵を新しくした。 混沌から隆起する光、みたいなイメージ。 光の隆起?変だな、でもそんな湧き上がる感じ。 一番大きな額縁だから作品を入れ替えただけで部屋全体の印象も変わる。 そういったことも考えながらとも思うけど、描くときは作品にただ…
イカれた音楽ユニット「wise&stupid」のリモートレコーディング。 大きいのではなく、小さなやつで。 コロナ禍における感情を歌にせずにはいられない。 いい曲ができました。 まだ磨いているとこですが新しい音楽観が芽生えて楽しみです。 新作の絵の構想も…
昨日で納品を終え、御用納め。 後はアトリエに籠ってちょっとスローダウンして展示する絵を描いたり、これまでの未発表のものをセレクトしたり、ご依頼いただいている書の制作をしながら、少しづつ大掃除に突入。PCに溜まった膨大なデータも断捨離。忘年会も…
作品「豊穣」が売れ、お譲り前に一枚。 展示期間には多くの方からいろんなイメージを聞かせていただきました。それぞれの感じ方を広げてもらえること、またつくり手を離れ、その方の日常になることは表現するものにとって大変嬉しいこと。 一点でも多く、感…
いつも面白いタクラミを仕掛けてくる仲間のバースデー。 安全を計って貸切でお祝いさせていただきました。 今度はこちらが面白い企みを練って。 若かりし頃、ギター一本抱いて金沢から上京、今でもフラワーアーティストとして夢の最中を進む男にメインの料理…
いろいろ考えること、痛むこと、祈ること。 絵を描いているといろんな感情が行き場なく浮遊する。 何かをわかろうとするのではなく、悟るのでもなく、ただ描いている。 持続力と爆発力が交互に押し寄せる時間。 夜明けから狭いアトリエに一人きり、 どのくら…
単色って面白い。 濃淡、使い方。 これだけで形が変わる。 しかし本質はそこではない。 根底から湧き上がるものだ。 見栄えだけ変わったものを鵜呑みにしてはいけない。すげ替えただけの言葉に騙されてはいけない。 闘ってゆくのさ。
夜明けとともに秋の新作。 日本女子オープンで優勝した原選手のように集中力MAXでキャンバスに向かいました。 秋の実りの歓喜の中に憂いを纏わせて。 いつもお世話になっている荻窪motenasiさんにて飾ってあります。 作品の届けと言いながら 大間のマグロの…
毎年恒例の北海道旅。行くほどに好きになり、行くほどに何もしなくなる。安息がそこに芽生えてきてるってこと。 今年は難しい。 こんな写真もあったな。一昨年くらいに偶然入った札幌の居酒屋のトイレ。 日本で断トツ広大な土地なのに、トイレ詰め込みすぎ^ …
外食もままならず、居酒屋こうじ。 自宅飲みは好きだからそれもまた良し。 ブリのモロヘイヤがけ、インゲンの白あえ、低温調理した鳥レバニンニクポン酢。そしてカープの今期初の三連勝を願い、ビーツのナムル、旨味の強い瀬戸内の蛸のオクラあえ、赤身のス…
ベランダから分厚い雲の向こう、思いがけぬ花火大会。 東京ステイホームのご褒美? ビール片手に。 まぁ、すぐに飽きちゃう性分なんだけど。 見てるより自分でやりたくなっちゃう。 なので翌夜明けより制作。 花火のように華やかで人が集ってくるようなイメ…
スパイスカレー作り香草でもなく、 やましき過去の抗争でもなく、 一曲分だろっと思うクラプトンのレイラの後奏でもなく、 新作の絵画の構想中。 制作のご依頼をいただき、イメージを広げているところ。 takano blueの世界、 オフィスやリビング、お店のイン…
昨日は絵画作品をお買い上げいただいた方のもとにお届け。 早速お礼のメッセージとご自宅に飾られた写真をいただきました。 日々の暮らしの中の彩りの一助になれたら創り手としては何より。 書も絵画も〈生きるの側に〉。 これからも魂こがして。
DJのShouta Murakamiがmixした音楽作品のジャケに自分の抽象画作品を使用。 こういう音+絵のアプローチいいね。 前半の感じは制作時の世界観、それが音になった感じ。面白い! アンビエントな雰囲気は創造の篝火となり、そこにじわじわと近寄ってくる本能と…
都のアーティスト支援事業の応募が殺到して、わずか一日で打ち切りになったというニュース、大きく扱われなかったけど報道されました。 簡単に言うと、登録できた人が活動の動画を都の専用サイトにアップすると出演料相当として10万円が支払われるというもの…
現在発売中の「月刊YoRoZu」に寄稿したもの。 「想像力とは自分の領域を超えて他者と繋がること。」 と書いた。 「自分の目で見つめれば感情が湧いてくる。 自分の耳で聞いてみれば、行動が生まれる。」 見たふう、聞いたふうでは至らない。 その向こうを感…
旅立つ作品たち。 自分の手元になくていい、 作品はもっともっと外に出て、多くの人の生活の中に溶け込んでもらいたい。 自分のアトリエを埋めるために描いているわけじゃない。 それぞれの<生きるの側にある書や絵>、 これからもそのための方法を色々考え…
問いかける、 まず自分に。 どうしたいか、 どう動くか、 どう返せるか。 まず自分がやらないで、守ることも責めることもできない。 己に疑問符を。 内に問う。 心を整え、絵筆を取る。 混沌から見いだせ。
料理や落書きばかりではなく、今朝は5時に起きて真面目に作品の制作。 あまり使わない色をチョイス。 内なる強さ、毅然さをイメージして。 不安を抱えながらも立ち上がり、進むのだ。 そんなことを考えて描きました。 我慢の時、 しばらくはこうして作品を創…
世間的にも個人的にも張り詰めた毎日だけど 創造だけは止まることはない。 痛みや喜びが推進力になる。 筆の動きは心の叫び。 想像はどこにいてもできる。 そしたら描いてみればいい。 創造できるさ。
青の世界に集中。 ピリッとするファーストタッチ。 外と繋がりが遮断され、無心になります。 キャンバスを刷毛が走る音、 削れる、擦れる、タップする。 20回以上、青色のみを重ねた。 フゥッと息を吐き、完成。