書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

美しい日本語 書道

氣 アート書道 金太郎 イラスト

昨日のアート書道教室、参加者様からのリクエストもあり、こちら書きました。 氣 凛々しく、弾けるイメージで。 素晴らしいリクエスト、創造力を働かせて、共鳴する時間をありがとうございました。 ゴールデンウィークもあと一日ですね、外で遊び回れん子供…

鯉のぼり筆文字

教室では、家族でウチで楽しんでもらえるように子供の日関連の書画をやってます。 風にたなびく鯉のぼりも良いですが、のぼりというくらいですから発想変えて昇り鯉。 未来に進む鯉の想定〜吹き流しのカラーを添えて〜 ミシュラン三つ星のレストランのメニュ…

it's now or never 筆文字

now=今 never=決して無いか 田中邦衛さんも歌った「やるなら今しかねぇ」。 1日発売の月刊「YoRoZu」 今やらないなら、無なのよ。 うん、英語の方が感じやすいかと思って書いてみました。 指でビュイーンて伸ばして読んでください。 かくいう私はスマホで…

不動 書道

ゴールデンウィークが始まったのですね。 人混み(があるのはわからないけど)が苦手なインドア人間です、静かに舎弟のお戯れを眺めてます。 第一ラウンドの始まり。 イキってますが、腰が引けて完全にポンタビビってます。 恐怖のあまり、瞳孔開いておりま…

春野菜 イラスト

ライブ配信、今回の五分間即興書はいろいろ春野菜。 ゴールデンウィークもステイホームですのでご家族で描いて楽しめるように詳しくやります。 パステルで円を描くようにベースの色を付け、ティッシュなどで軽く擦って柔らかな色合いにします。 野菜の輪郭は…

長い友との始まりに 海老フライ

もう一年以上、会えなくなって、酒も飲めなくなって、どうでもいいよな話で笑い、真剣に熱く朝を迎えたり、そんな当たり前を奪われても変わるわけもない。 友よ、元気にしてるか。 そんなシリーズ第二弾。 何度目の我慢だろ、 それにしてもよ、 なんだか県境…

外国人のお客さまとのレッスン

昨日のアート書道教室、アメリカ人ご夫婦がスタジオに来て開催。 人生初の書道や日本語を書くということを楽しみながら表現していただきました。 お二人が書いたもの。 かすれや飛沫もいい感じで、立派な作品です。 リクエストで「橋」や「滝」、「狼」なん…

流れてゆく

思えば桜の季節はスタジオワークが忙しく、隅田川散歩が出来ませんでした。 夏の陽気に誘われて久しぶりのリバーサイドウォーク、 緑の桜も良いものです。 ここ勝ち鬨周辺は川とは言え、海に近いので潮の香りがして気持ちが開いてゆく。 緩やかな流れ、小魚…

勇気凛々 即興書

今朝のオンライン配信、五分間の即興書。 予定していたものを差し替えて、兜にしました。 松山選手、おめでとうございます記念。 まさしく勇気凛凛でした。 強くて謙虚、そんな人を久しぶりにニュースで見た気がします。 急遽、スタジオ一階に飾ってあった兜…

21年ぶりの書

先日関西にお住まいの方から作品の依頼をいただいた。 内容を見てみたら2000年に大阪でイベントをやった時に来てくれて、その時に生まれたばかりのお子さんに書いてもらったとのこと。 息子さんも二十歳を過ぎ、今回母親卒業記念と自身へのねぎらいの書をと…

筍 イラスト

先日のアート書道教室。 ライブ配信、5分間で描き上げる即興書。 今回はまさに旬の「筍」。 筍のくさかんむりはまさしく「竹」ですね。「旬」は10日間という意味があります。1ヶ月を上旬・中旬・下旬と分けますよね、約10日づつ。 つまりは筍は10日間で竹に…

情熱 筆文字

昨日の続き、温かい思いの眩しさの端にいて感じる残光。 アトリエには美しい真紅の薔薇「SAMURAI」。 制作にも良いインスパイアを与える彩り。 花弁の厚み、重厚感、上質さ。生けるベルベット。 気品があり、格調高いビロード、惚れ惚れする。 赤い薔薇の花…

尊敬 筆文字

遠くから想いを見つめた週末。 人に支えられて、愛を受けていると。 コロナ禍であろうと、なかろうと普遍的なことがある。 あたたかい煌めきの余韻である残光を感じ、書いた。 白の薔薇の花言葉「深い尊敬」。

富士山と桜 即興書

昨日のライブ配信の即興書。 咲きほこれ。 Anything is possible 約5分で書き上げる動画はこちら https://www.youtube.com/watch?v=7l0-Ex5vESo こうした活度もスタッフの皆さんのおかげです。 書くことで繋がってゆく、 今日も一歩、一歩。 またしても変な…

器 書道

卯月朔日。 本日発売の月刊「YoRoZu」に寄稿したもの。 私という「器」。 入ってくるものを怖がり、 認める深さもなく、 許す広さも持ち合わせず、 そのくせ手にしたものを一滴たりとも 漏らしてなるものかと必死に穴を塞ぎ、 それでいてもっともっと欲しが…

望 書道

ありがたいことに作品依頼を多くいただいており、制作に集中の日々で更新が滞っておりすみません。 昨日の教室は参加者様、スタジオに来られてマンツーマンレッスン。 小学校の先生で四月から授業で子供さんたちに教えるとのこと、素晴らしい行動力。 習得す…

夢見草 筆文字

風雨になりそうな日曜日の東京、 満開の桜も儚くも散りゆくさだめ。 昨日の教室で書いた一枚。 夢見草、桜の別称。 夢のように儚く消えてゆく。 日本語の美しさや奥行きをもう一度勉強してゆこうと思います。 夜はカウンター独り占めの贅沢な安心。 特製エビ…

あるべき場所

教室の空き時間、春を探しに隅田川散歩。 昨日は勝どきを越え、晴海まで足を伸ばす。 落ち着いていて、ほどよい生活感があり、休憩場所が多い街づくり。そして暮らしを見守るかのような隅田川の安らぎ。 何気ない街の表情から英気を養って。 その後の配信で…

進 書道

宣言が明けても生活様式が大きく変わることはない。 元の慎重な生活に戻るだけ。 コロナ以前から人混みがダメ、単独行動、サシ飲み好きでずっとやってきた。旅に出るためのブーツを履けなくなったくらいか。ひとり旅ならもう少ししたら行けるかな。 イベント…

見上げる空

10年前、日本中が手を取り、寄り添って、祈った。 今、世代、職業、収入、立場で罵り、妬み、奪おうとしている。 震災から何を感じ、どう動き、学んだのか。 もう一度立ち返ってみようと思う。 あの時、現地を訪れ移動中の車窓から撮った写真。 しっかり歩こ…

梅に鶯

昨日のライブ配信で描いたのは「梅に鶯」 「あのふたり、梅に鶯だね」と言うように、お似合いとか、絵になっている、のような表現にも用いられますね。 以心伝心。 空き時間に久しぶりの隅田川散歩。 二羽のウミネコもそんな世界感でした。 収録後、スタッフ…

牡蠣 イラスト

三重の鳥羽からの極上の牡蠣を剥くという経験。 知ることで料理人や漁師の偉大さへの理解を深めることができた。 味はもうそれはそれは。 以前ならお店で剥かれた身だけを食べていたけど、感じることはお店以上に強くなる。 知ること、感じること。 それを伝…

Yo-Ro-Zu〜北寄貝

昨日発売された「Yo-Ro-Zu 42号」、こちらを上げました。 窓、空、突。前にちょっと触れた<あなかんむり>の連作。 窓を開け、トライし続けよう。 いい北寄貝があったので、初調理。 世界不器用チャンピオンの俺ですから不安な貝さばき。 しかしWBC王者とい…

天真爛漫 書道

ここ10年近く、年越し蕎麦は練馬にある長命寺蕎麦豊島。 更科系の品の良い蕎麦が心地良い。 「新年会やろう」と言ったきり、年は明け、もう桜の季節。 久しぶりにランチにちょっと顔出し。 カレーうどん、美味いじゃないか。 ビールは飲めないけど店主に再会…

命名書2L

命名書のご依頼を多く頂きます、 命の誕生に関われることを大変光栄に思い、 健やかな成長を願って筆を取らせていただいております。 小さなサイズのものも好評いただいております。 なんか宣伝っぽいですかw ご検討くださいませ。

築地本願寺

アート書道教室の前に朝の本願寺へ。 この威風堂々たるお姿。 気持ちも引き締まる。 暖かいと聞いて手袋しないで行ったら、意外と寒い朝。 スタジオも古民家風ではなくバリバリの本物の古民家を改装してるのですきま風がなかなかで手が悴む。 本番直前までお…

夢 筆文字

先日のオンライン教室で参加者様のリクエストで書いた「夢」。 リクエストや想いを聞いて一緒に書いたりもします。 その言葉や情熱があってその場で生まれるただ一枚の書。 ライブの形は変わったけど、瞬間の閃きであることには変わりない。

節分イラスト

昨日の書道教室。 節分当日、ライブ配信で描かせていただきました。 下書きも予定調和もない、ぶつける感。 海外からのアクセス、たくさんいただき感謝! 対面で書き上げることはできなくても、策はある。いつだって冒険はしたいけど身内や社会に危機を与え…

節分

まさに「鬼は外」です。 宣言も延長、自分たちの世界も何一つ下支えもなく、我慢のみを強いられて正直キツい。 前回の宣言時よりも収入も心もしんどくなっている人も多いと思います。 医療従事者、エッセンシャルワーカーの負担を軽減させ、高齢者や基礎疾患…

うかんむり あなかんむり

次号の原稿を書きながら。 「穴冠(あなかんむり)」。 穹、究、突、窮、窃‥これらは「うかんむり」ではなく「穴冠(あなかんむり)」。 文字通り穴のあく(あいた)状態。 空。 空しい(むなしい)、空(うつろ)とも読みますね。 穴のあいた状態です。 今…