先日関西にお住まいの方から作品の依頼をいただいた。
内容を見てみたら2000年に大阪でイベントをやった時に来てくれて、その時に生まれたばかりのお子さんに書いてもらったとのこと。 息子さんも二十歳を過ぎ、今回母親卒業記念と自身へのねぎらいの書をというものだった。
20年の日々を越えてこうして繋がるご縁。
額装してずっと家に飾ってくれているらしく、当時書いた物を写真で送ってくれた。
20年前に書いたものなど自分の手元にないのでなんだか不思議な気持ち。
とにかく20年、息子さんの成長ともに作品があり続け、当時と連絡先なんかも違った中、再度書かせていただけることに涙が出るほど嬉しかった。
心込めて、お母様に創らせていただき、息子さんには当時と同じ言葉を今、書かせていただいた。
残り続けることの意味を再度考えて、これからも一つひとつ大事に作品と向き合ってゆこう。
その時のパーティーはDunhill主催のもので各界から著名人もたくさん来てて、あるサッカー選手にも書いて、その方はその後日本代表のキャプテンになり、やがてJリーグの監督にもなった。ずいぶんな時が流れたのね。
20年、あちこち痛くなってくるわなw
続けていればこそ。
咲かせよう。