書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

隅田川散歩

ボウズ憎けりゃ

取材終わりに時間が出来たので、ちょっとこちらへ。 シーズン最後のハゼ釣り。 潮位もいい感じ。 オリンピックでも問題視された東京湾の水質、「東京湾のハゼって美味しいの?」と聞かれますが、ハゼは一年魚(寿命が一年)なので水質はあまり影響しません。…

久々の築地アート書道教室

緊急事態宣言も明けましたので久しぶりに築地のスタジオへ。 対面でのアート書道教室。 今回は遠くに出られない分、これまでいろいろな体験教室を受けられてきた方々で、やはり能動的な人は感性が鋭いです。 教室では「イメージして物語を紡ぐ」ことの大切さ…

調和 筆文字

七夕を前に。 涼やかな短冊に。 調和を願う。 いろいろややこしいこともあるけど、どうかまず自分自身を整えて。 今できる範囲でどうかあきらめず、投げ出さず、正直に。 釣り糸を垂れる。 この日もボウズ。 いよいよ才能の問題か? まぁ気持ちは整ったよ。

ひとりを楽しむ

昨日はスタジオにひとり残り制作。 静かで集中できるありがたい環境。 帰りに本願寺に寄って日没勤行を聞く。 広いお堂に響く読経。 そして夕刻、 数ヶ月ぶりにいつもだった場所に座る。 こんな時だからひとりを楽しむ。 少しでも穏やかなる場所を探して。 …

破 筆文字

守破離の破。 守 師の教えを守り、忠実にこなす。 破 これまでの型を破り、自分なりの考え方、やり方を模索する。 離 自分を確立し、感謝を持って師から離れ、その道を邁進してゆく。 芸事などにおける成長の段階。 与えられたものに満足せずに、 また不平を…

魂 筆文字

スタジオに入って、真剣に準備中。 ここに響くように。 休憩、散策。 ぶっとい隅田川もいいけど、またこんな支流も風情があっていい。 もう少し暑くなってきたらハゼ釣りでもしてみよう。 釣れたての江戸前のハゼを天婦羅にして、粗塩つけて、冷酒でキメる …

春野菜 イラスト

ライブ配信、今回の五分間即興書はいろいろ春野菜。 ゴールデンウィークもステイホームですのでご家族で描いて楽しめるように詳しくやります。 パステルで円を描くようにベースの色を付け、ティッシュなどで軽く擦って柔らかな色合いにします。 野菜の輪郭は…

流れてゆく

思えば桜の季節はスタジオワークが忙しく、隅田川散歩が出来ませんでした。 夏の陽気に誘われて久しぶりのリバーサイドウォーク、 緑の桜も良いものです。 ここ勝ち鬨周辺は川とは言え、海に近いので潮の香りがして気持ちが開いてゆく。 緩やかな流れ、小魚…

筍 イラスト

先日のアート書道教室。 ライブ配信、5分間で描き上げる即興書。 今回はまさに旬の「筍」。 筍のくさかんむりはまさしく「竹」ですね。「旬」は10日間という意味があります。1ヶ月を上旬・中旬・下旬と分けますよね、約10日づつ。 つまりは筍は10日間で竹に…

あるべき場所

教室の空き時間、春を探しに隅田川散歩。 昨日は勝どきを越え、晴海まで足を伸ばす。 落ち着いていて、ほどよい生活感があり、休憩場所が多い街づくり。そして暮らしを見守るかのような隅田川の安らぎ。 何気ない街の表情から英気を養って。 その後の配信で…