書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

うかんむり あなかんむり

次号の原稿を書きながら。

「穴冠(あなかんむり)」。

穹、究、突、窮、窃‥これらは「うかんむり」ではなく「穴冠(あなかんむり)」。

文字通り穴のあく(あいた)状態。

空。

空しい(むなしい)、空(うつろ)とも読みますね。

穴のあいた状態です。

 

今、PC越しに窓から冬の青空と富士山が見える。

この「窓」、これも穴冠(あなかんむり)。確かに穴を開けて窓が出来ます。

いや、この青空のように空しさではなく、晴れやかさを心に持って、だね。

 

このお気に入りの墨入れは自分で造りました。

穴のあいた窯で焼いて。