書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

絵を描く

いろいろ考えること、痛むこと、祈ること。

絵を描いているといろんな感情が行き場なく浮遊する。

何かをわかろうとするのではなく、悟るのでもなく、ただ描いている。

持続力と爆発力が交互に押し寄せる時間。

夜明けから狭いアトリエに一人きり、

どのくらいだろう、

終わりがわからないその波。

いい絵が描けた時、心は凪を取り戻し、安寧を得る。

 

どんな状況にあっても変わってゆくことを否定しないことだ。

それは何においても。