書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

陽は落ちて語り、陽が昇り生きる

その男は炙り焼きを食べながら一言。「これだけにやっているのに、 こんなに思っているのに、 っていう のに がややこしくさせる」その男はチキン南蛮を食べながら一言。「母校が27年ぶりに甲子園に出たんだよ。 二週続けて甲子園に応援に行ってきたよ」それ…

秋風の気配の中、時代は変わってゆくのか

昨日までの暑さと一変、涼しい日曜日。さぁ、政局も風向きが変わるのか。台風も近づいている。これは嵐の前の静けさか。

考えるな、考えるな、ただただ感じろ

ジムでシャドーボクシングをする。あちこちで筆を握り書く。同じことだ。それはこんな名言によって表される。「ボクシングにラッキーパンチはない!! 結果的に偶然当たったパンチにせよ、それは練習で何百何千と振った拳だ。 その拳は生きているのだ」<は…

夏草にのびた給水塔の影を見ていた

今週末くらいで夏は終わりそうだ。久しぶりに帰ってきた夏空。すこしセンチメンタルな気分で、過ぎ行く夏を切り取りにデジカメを持って近所を散策。この花、なんて言ったけな。子供服のデザインで何度も描いたぞ。ナイスな瞬間。こういう自然の創る偶然は嬉…

線を引かれた世界地図を破り捨て

小さい時から世界地図を見るのが好きだった。海外を旅したり、外国の友人が増えて世界が縮まった。そしてサッカーに出会って、世界を学んだ。来年のワールドカップは南アフリカ。世界中でもっとも危険な街のひとつヨハネスブルグがある。そこにもスタジアム…

願いはただひとつ、強くなること

9月に公開される映画「カムイ外伝」の試写会に行ってきた。以前、仕事で崔 洋一監督と会った縁。有名な忍者コミックの実写。忍者の掟を破った抜忍として孤独に生き抜くカムイ。素晴らしい作品だった。あっという間の二時間。生きることは苦しい、だから極限…

歴史を伝承する炎に命を捧げる鉄人

20代前半のころ、もちろんバンドだけで食えなかったからホテルで明けても暮れても皿洗いの日々を送った。いかにもバンドマンらしい暮らしだ(笑)そのホテルの当時の総料理長がかの中華の鉄人脇屋友詞さんだった。金がないからいつも激安の居酒屋で飲み食い…

夏の忘れ物、その空にとけてゆくまで

夏がまた過ぎ行こうとしている。テーブルをひっくり返しても、鞄をあさっても、ポケットを探しても見つからない忘れ物があった。そいつはビアガーデン。作品の依頼を受けていて、指定した先がここ。野外で書くことも少なくないけど、ビアガーデンで書くのは…

共鳴は手間をかけるということ

かつて音楽をやって(今も時々)いるときに気付いた。自分にはリズム感がないと。そこそこのレベルから越えられない一線。音楽のリズム感が弱い分なのか、人間としてのリズムの感度はかなり上がった、と思う。人との相性は第一印象とか、話し方とか、ファッ…

ニッポンの熱き魂の中でもがき生きろ

20代の頃は旅と言えば海外ばかりを見ていた。少し歳を重ねて、日本の美しさに足が向くようになった。人、文化、食、方言、芸能、酒。それぞれの土地にそれぞれの素晴らしさがある。昨夜は多摩、兵庫、山梨、熊本、佐賀、神奈川、沖縄の面々と一献。過去に抗…

涙のつぶだけたくましく、傷ついてしなやかに

陽が傾いて散歩タイム。夕暮れの風が心地よくなってきたこの頃、時間を見つけては散歩に出る。午後ジムでガッチリ汗かいたのに結局約一時間かけて原宿まで歩く。そういえばラフォーレ原宿で清志郎さんの個展がやってるはずだ。しかし着いてみたら今週の土曜…

蝉は鳴く、ジリジリと焦げる俺をよそに

昨日は大書。今日は小さな作品。イチニのサンでフルスイングもすれば野手の間を抜く渋いヒットも打つ。我がカープ軍、対ドラゴンズ12連敗。もう野球の質からしてまったく違う。同じプロ野球選手でありながらこの意識と実力の違いに愕然とするね。俺も日々向…

磨くことは大切なものを輝かせてゆくこと

肌によくないとわかってはいるけど、やはり太陽のもとで自分のカラダと心を干すのはやめられない。昨日は一時間半ほど小説片手に裸も同然で日光浴。そして干上がったカラダに黄金の水分を。以前からとても興味をそそられていた「善庵」へ。よく冷えたビール…

使い勝手のいい男にはなれやしねぇ

抜けるような夏の空に少しづつ「憂い」がのってきた。タカノ、じっと我慢のとき。いいときもあれば、わるいときもある。もっと楽にできりゃぁとも思うが気持ちが前のめりでよく転ぶ。辛さも孤独も焦燥も、飲み込め。飲みこんでまた進め。秋の空へむけて静か…

呼吸とはパートナーを感じ、空気を感じること

京王プラザホテルでが〜まるちょばのショーを観てきました。Newsweek日本版「世界が尊敬する日本人100」にも選ばれた世界にまたをかけるパフォーマー。いち表現者としても気になるところ。その前にホテルで食事。昼さがりのシャンパンは至福の一杯。すで…

雲が青空に落款をつける夏の昼下がり

デビュー当初に自分で作った落款の「こ」に良く似てる。 ガキの頃、よく可愛がってもらった親戚のおいちゃんが昨日突如亡くなった。もしかして。

ギリギリのむき出しの力、しぼりだせ

8月15日。日本人として絶対に忘れてはならない一日。鹿児島の知覧に行った強烈なあの日を思い出す。遺書、絶筆。死ぬための書ではなく、生きるための書であるように。昨夜、俺は腹から叫んだ。くそったれの自分に。信ずべき明日に。

本気で生きろ!新宿にカラスは舞い降りる

傷アリ、不良品。弾き叫び集団「カラス」@新宿Naked loft今夜、久々に降臨。こんなラブリ−な面々です。

変わりゆく色彩にふと足を止めてみれば

中目黒にドン・キホーテができる。イエローハットが6月に売却した地下駐車場も備えた大きなビルだ。俺の通っているジムはその中にある。こうして巨大な資本力によって街の表情は変わってゆく。 中目黒という街の情緒にドン・キホーテは似つかわしいのか。当…

次のステップの為に限りなき挑戦を

このうだるような暑さの中、早くも冷えた気分。我がカープ軍が後半戦大失速。おめぇら、プロやろ、やる気あんのか!と罵声のひとつも浴びせたくなる不甲斐なき無気力野球。連日新球場には3万の人が駆けつける。データにがんじがらめになった監督、コーチ。工…

言葉という鍵が思いの扉を開くとき

これまでに何度も訪れ、住んだこともある街、ロサンゼルス。昨日はLAのラジオ番組のインタビュー収録。DJのRoniさん。細いっ!俺の半分くらいしかないんじゃないか。ソウルフルなトークを引き出してくださいました。いつも思うけど言葉は繊細だからちゃんと…

すべての物事には拍子(リズム)がある

タイトルは剣豪 宮本武蔵の「五輪書」の中の言葉。仕事も生活もリズム。不規則で出勤時間も休日も定時もない活動だから余計に。 今朝は一番風呂ならぬ一番ジムに。シャドーボクシングで振り下ろす拳の先にいるのは姿なき自分だ。軟弱な俺を殴り倒す。汗が流…

本能を知り、恐怖を知り、己を知り

新宿救護センター所長 玄秀盛さんの会員制人生応援WEBマガジン「玄ナビ」ができました。「玄ナビ」購読の詳細はこちらから。「たったひとりの命を救う」そのためにこのプロジェクトを通じてセンターは1.365日開設2.24時間対応3.全国展開を目指します。…

書いてこそ、生きる道に陽はあたる

今日のイベント場所、着いてみると応援くださる方から花が届いていた。自然の匂いに開始前から癒やさる。今日は「吠える」のではなく、「和み」を書く。「吠える」ほうが得意だけど、ロックミュージシャンがオーケストラアレンジでするみたいな清らかな空気…

理由などなき偶然という必然に

昨日は朝から創作に没頭。 かなり集中。陽が傾いて、暑さが和らいできて散歩に出る。ダメだ、暑すぎる。何事もモチベーションが大事。夜の至福の時間のために汗を流す。「匠 達広」の暖簾をくぐる。ビールでつまみをいただく。鯛、秋刀魚、鰺、蝦、穴子…美し…

夜空にきらめく光りは黄金の泡のように

年に一度のスペシャル行事、都心を一望できる高層階で開かれる神宮花火大会鑑賞パーティーに。人一倍の酒飲みですから、準備で頑張らないと。書家から料理人へ変貌。この夜も日本全国から旬の御馳走が集結。立派な鱸を捌いて、氷水と日本酒をあわせた<玉水…

空に舞い上がれ、どこまでも高く

翼をもぐことなど誰にもできない。飛べないのは自分で飛ぼうとしないから。だらけてしまうとき、自分に言い聞かせる。 もっともっと根性入れていかんかぃ!

気取らず、のぼせず、やーはちもどた

夕方、五反田。黄昏と熱気。長らくヨーロッパを船で廻ってきた友人の帰国で懐かしいメンツがそろって一献。奄美んちゅ仲間も集い、いきつけのお好み焼き屋「黒べえ」へ。気持ち的には「やーはちもどた」(家にかえった)感じ。それぞれに価値観、生き様があ…

燃え上がる炎に向かってまっすぐに進め

ライオンは寝ている。夜の獰猛な狩りに向けて。健全で真面目(?)な社会人はのんびり寝てられませんが夜ともなれば毎日でもお肉を食べたいお年頃。体重管理のため、肉は週イチ程度にしてるけどこう暑くちゃね。日曜日は都内一号店になる「焼肉 小倉優子」の…

生きる資格がないなんて憧れてた生き方

テレビを観ることはほとんどないけど普段、YouTubeを流しっぱなしにしていることが多い。そんな中で懐かしい曲に出会った。20代前半の頃だったかな。当時の俺に鮮烈なインパクトを与えた女性シンガー。橘いずみ「失格」途中、尾崎っぽくなってるけどすごいよ…