少しづつ、外で食事する機会が出てきました。
記事の最後に一筆添えて安らぐ時間を留めていきます。
新宿 「善庵」
住居のようなこの扉を開けると地下へ降りる階段。
鉄板カウンターに個室、食後のデザートとコーヒーをいただく別室とかなり広い店内。
昭和レトロモダンな内装と有田焼を中心にした皿。
雰囲気、器、特別な夜には申し分ない一軒。
写真はコースの一部ですが鉄板懐石に相応しい上品な料理の数々。
ビールから白ワインに変わる頃には。
活黒鮑
ステーキに至るまでの料理が本当に素晴らしいです。
そしてステーキももちろん。
穏やかで寡黙なマスターが目の前で最高の仕事を披露してくれます。
本当に最高の仕事です。
しっかり堪能した最後は脂を落とし切った旨味の塊をホットサンドにしてくれます。
名物のこれがもう。
〆の炊き込みご飯はおにぎりにしてお持ち帰り。
別室に移動してデザート。
圏外なので静かな会話を遮ることもなく、穏やかな時間だけが流れます。
そしてコロナ禍を通してよく分かったこと、
それは「誰と食べるか」という究極の美味しさの選択。
大切な人たちとゆっくりと静かに食べ、飲み、語る。
この贅沢を全てから感じ、地上に出ました。
ふっと気持ちが軽くなる夜に感謝。
それは食べれませんw