書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

間取り図。

初めてひとり暮らしをした部屋は扉を開けるとベッドがあるような
ワンルームの小さな家だった。それから引っ越しを重ねるたびに
キッチンができたり、バスとトイレが別になったりリビングと
ベッドルームができたりした。
人生もまた同様で年々いろんな出会いや付き合い、経験を重ねる中で
いろんな部屋を作ってゆく。それぞれの部屋にはそれぞれの
色調やデザインがあって微妙に違いがあるんだけどどれも自分が
築いてきたものだ。だからどの部屋もいいものでありたいと思うよね。
無駄なものを一切置かず、シンプルに快適であるように。
で、どんなに自分の中の部屋がたくさん出来たとしてもその道を迷う
ことなくいたい。出口も入口もひとつ、だからね。

吹く風が心地いい秋の午後、友人とその子供と近所のレストランの
テラス席でゆっくり時間をかけてランチをした。
生ビール三杯、そんな楽しい話をするなんて、酔っぱらったのかねぇ。

↓友人の子供。お前もいい部屋いっぱい作ってゆけよ。