書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

ビールへの遠き道。

仕事で群馬の前橋に行ってきた。
僕は新幹線は日本で一番の乗り物だと思っている。揺れないでしょ。
飛行機よりシートも快適だ。しかしJR東日本、サービスが悪い。
行きに東京駅で領収書きってもらって宛名が間違っているのを
後で気付き、空いている別のカウンターで修正を求めるとここでは
訂正できないから高崎駅でやってくれという。となりではヤクザ風の
おじさんが激高してたのでこの場はグッと我慢。
今度は帰り道、22時に高崎を発つ。仕事も終わってこれは車内で
ビールでしょっと思って駅員に構内にまだ売店はやっているか
しっかり確認を取り、新幹線もホームに。しかーし、ホームの
売店は全てクローズ。そこでまた別の駅員に聞いたら「時間が遅いから
やってません、一度外に出て探してください」。な・ん・だ・と、
唯一の楽しみをなぜ奪うのか、JR東日本。間もなく出発だったので
車内の売店で買ってくださいと言われそれならと乗車。だがしかーし
車内には売店はありゃしねぇ。いつになれば俺はビールが飲める?
なんかしたか?そういえば中学のときにキセルした、高校のときは
車内でオヤジとこづいて車内を汚した(まぁそのときはそのオヤジ
が車内で喫煙をしてたんだけど)。これが因果応報ってやつなのか。
怒りにふるえながらジッと座っていると、ついにワゴンを引いた女神が
あらわれました。車内販売・・・なんという甘美なる響き。
そして待ちこがれた生ビールのうまいこと。JR東日本の緩慢な対応が
もたらす一杯の幸福感という矛盾。郵政も民営化するんだったら
こんなことのなきよう、切に願う。

訪れた街、群馬はかかあ天下と空っ風。しかしおばさんたちは優しく、
秋の風も心地よかったです。
写真は湯揉み娘のお嬢さん、カメラを向けるとはにかんでかわいかった。