書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

過ぎてゆく、そしてまた来るものがある

事件と言っても過言ではない夏が終わろうとしている。
関東では今日を持って夏は終了ということにしましょう。
本当に皆さん、お疲れさまでした。

夜明けから書きまくる。
生まれたてのまっさらな秋の風が心地いい。
これこそ創造の秋なのだ。

先日、人を介して中学生に作品を書いた。
かなりのやんちゃな中学生だったらしいけど
作品を見た日から生活、言動に変化があったらしい。

感動させるために書いているわけではないけど
何かが変わる力になれているのなら嬉しいこと。

俺も14歳の頃にレコードから聞こえた爆音に
果てしないパワーと情熱を感じて興奮した。

なにもかもしてあげることが優しさではない。
なにかをつかむ選択肢だけあればいい。

そこからは自分が探ってゆくものだ。

自分で探るからこそ発見や納得や興奮や感動が生まれる。

その手で触れて、その耳で聞き、その頭で考え、
この心で感じてこそ、素晴らしさを知ることができるんだ。


安易にいろんなものを手に入れすぎじゃないか?