書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

初対面という再会

11年間、遠く奈良から書家 高野をずっと応援してくださる方がいる。たくさんの作品をご依頼いただき、(そして作品が受け取ると必ず 御丁寧にお礼の手紙をくださる)誰よりも早く誕生日のギフトをいただいたりたくさんの真心を運んでくれる人。人生初の東京…

食に寄り添えば

実家に帰る。痛みの青か、希望の蒼か。両親を前にうどんを啜る。俺が一番小食(胃腸がぶっ壊れてはいるけど)なことに安堵。以前とは感じることが違う。当たり前なことと、小さな変化を見逃さぬよう。とんぼ返りで帰宅後、ディープゾーン西荻窪へ。個性的で…

東の空 龍が舞う

リウさんのニューアルバム「東の空 龍が舞う」、書かせていただきました。エッジのたったビートと儚さを内包した旋律、江戸時代の後期~明治~大正浪漫の世界観の融合。視聴とタイトル書はこちらから。音楽と書のセッションはやっぱり好きだね。昨夜から激し…

センターで生きる

昨夜は「公益社団法人 日本駆け込み寺」の前身「NPO法人 新宿救護センター」時代のボランティアの仲間の集い。幾多の想いが交差し、尽きない言葉がそこにあり、それぞれの今がある。そしてこんなにたくさんの笑顔。世代もジェンダーも職種も越え、共通する情…

流れて書く

何ができる?自分に問いかけるまでもない。仕事?それで生活はしてるけどそう考えたこともない。見栄?その塊、これ以外では。十何年やっても未熟さと発見の繰り返し。だからやってるのかね。やっている?誰のためでもないからやっているって気もない。気合…

温故知新

六本木遊人時代だったころの仲間と飲んだ。夜の続きに朝が来る、狂乱の時代だったけどたまにこうしてあの頃を肴にして飲んでみるとまたいろいろ気付くこともある。変わるもの、変わらないもの、変えないもの。必要のない時間はない。剛毅果断。

ゆきだるま ごっつぁんです

こころなしか看板の力士もそろそろ微笑み返してくれてるよう。ミュージシャンのGENちゃんのお声がけで集いし精鋭。玄さんの仲間が剛毅に飲み喰い語る。虚勢なき玄始的な感情は、比類なき玄動力を生み、玄実を直視した玄語が紡ぎだす玄氣彩る宵。8月14日、東…

夏の収穫祭

三月から始めた農園もたわわの実を結び農民集合で収穫祭を行った日曜日。朝一番で収穫。たくさんのもぎたてが揃った。料理農民の店にて調理。畑をやる前から「収穫したものをカレーで食べよう」がテーマ。カープファンであり、カレー狂のデザイン農民セレク…

意欲を清く

信じることができないとしても、期待できるものが乏しくても、行動が伴わないとしてもだ、日本の未来を傍観はできない。くそったれと言ってジャーっと水に流すことはできない。奴らが何もしないとしてもこちらが何もしないわけにはいかない。さぁ、農園で収…

彩りのもの

朝一番、静謐の中。喋る「言葉」とか動く「存在」とは違うところで残しておきたい。「書」や「絵」はそんな場所。たくさんの中に「ひとり」へつながる。イメージの糸をたぐり寄せて。掴んだら優しく握る。色は無限。我が農園「是空54区」のトマトも最盛期。…

この向こうに

今朝五時の空。平成25年、夏。最近の遊び道具。ギターとはどうにも違うもので、コードから覚え直すという初歩的なことがなかなか楽しい。14歳の時に家にあったガットギターで、コードブックを見ながら横浜銀蝿を覚えたとき以来だ。まぁ、ビールを飲みながら…

ステテコの夏

夏こそトレーニングと温泉。昨日はジム終わりにオヤジの定期検査で地元に戻り、夜は絶品たん焼き家「てっしん」で癒やしの酒。なんでも横浜から一週間通い詰めるお客もいるそうだ。もはや全国区。気負わず、手を抜かず、仕事の姿勢、勉強になる。今日は黙々…

This is a farm rocker

農園の夏。昨日は太陽の下、一時間半かけて土にまみれた。連日の夕立で野菜達はすくすく育つと喜び半分…それ以上に雑草がわっさわっさと生える。まぁ、奇麗な花を愛でるより雑草を刈ってるほうが性に合ってる。色づいたトマトは空から鳥が虎視眈々(鳥なのに…

ヤクルトVS広島 10回戦

夕方の断続的な豪雨をくぐり抜け到着。タフマンこと伊東四朗の始球式。しかしね、こちとら食あたり状態のまま、タフマンにはほど遠く観戦。野村監督の奇病のひとつ左右病(相手投手の左右によって打線を大きく組み替える迷采配)で今日も負けを覚悟したスタ…

線と点の間

朝の練習。薄墨で線と点を描く。実は昨日の烏賊が悪かったのか夜から食あたり。この時期、どうぞお気をつけて。養生、養生。脂汗…。

ボルサリーノを粋に決め

力が湧く、それはとてもシンプルなところにある。華美でない、素朴でぶれない想いと豪快に肉を喰うことだ。玄一家。名店「CHACO あめみや」に集合。肉の塊。まずは1.5キロ。赤ワインをグイと、追加フィレ1キロ。洒脱なアウトロー。ルールなんてないけど、仲…

365回の空

連日の猛暑で茹だる東京。来年の年賀状の制作にとりかかる。秋が深まるころには全国発売される。暑中見舞いの時期に迎春もいいだろう。とにかく書いているときは夢中になれる。枯れるほど書いても心は潤いで満ちてゆく。いつもいつも遠くから応援し続け、お…

噛み締める時間

もうずいぶん前の話だが、東京の中野で小さな居酒屋を友人とやっていたことがある。その時、仕事を帰りの深夜2時、毎晩のようにそこでいつものメニューで酒を飲んで帰路についた。昨日、約10年ぶりに想い出の扉を開けた。何も変わらず、メニューもそのままに…

生ききる

書いていいものかずっと逡巡していたんだけど、諦観に触れなくてはいけない時期でもあり書かせてもらうことにしました。先月初めに医者が父親に宣告した言葉。末期の前立腺ガン、余命半年。検査だからと、それほど深刻さもなく新しい病院に行ったとき家族の…

Live with Rock'n Roll

夏空が訪れた昨日。乾涸びた精神に黄金を注入。知った仲間と知った焼き鳥屋。友にレコードを入れるバッグを頼まれて。やっと渡すことが出来た。それは旨い酒だった。音楽がずっとずっと鳴っていた。俺たちはいつまでも想いを飲み干した。

駆け込み寺 夏祭り

夏祭りが大好きだ。夏でいいことなんてビールと夏祭りぐらいだ。そして参加する祭りはもっと好きだ。祭りを傍観するなんて野暮じゃないか。また追ってお知らせしますが、スゴイイベント!歌舞伎町が面白いことになります。「駆け込み寺 夏まつり」主催 公益…

楽天市場 オープン

子供のころからの筋金入り広島カープファンですがインターネットショッピングは楽天を応援します。「楽天市場」にて作品をお買い求めいただけることになりました。福沢諭吉の心訓七則の初めの項にはこうある。「世の中で一番楽しく立派なことは 一生涯を貫く…

情け、ひとしずく

ここの店はもう数十回来てるのに店の名前を知らない。客はジャージ姿が多い。テーブルには常時取り皿がラップで覆われている。スタッフのヤンキーの女の子はなぜか浴衣。昨日は日替りメニューはチラシの裏にボールペンで殴り書きしてあった。地元のそんな居…

一本の道

人は自分にないものを取り入れたくなるらしい。でも思う。それは自分の中になかったものではなく、隅の方でひそかに抱いている願望ではないかと。一本の道が好きだ。ついつい足を止め、車を止め、そこにいたくなる。曲がりくねった人生だったせいか。歪んだ…

代々木八幡 おわん

昨夜は代々木八幡にできた「おわん」二号店のオープニングレセプションに出席。池尻大橋店を合わせて毎月のメニューを書かせていただいている。料理、雰囲気、着衣、照明、器。全てが素晴らしい。きっと魯山人だって生きていればそう言うはずだ。ここは「サ…

収穫祭 じゃが芋

今年の3月、まだ寒さに震えながら農園を始めた。こんな殺風景で寒々とした中、ひたすら土おこしをした。いろんな時を経て、昨日の午前中についにじゃが芋の収穫を迎えた。生命力は素晴らしい、辺り一面たくさんの彩りに溢れている。女優農民、料理農民、デザ…