書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

出張大書パフォーマンス

先日の大書パフォーマンスと書き下ろし。

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大正時代からのルネサンス様式の素晴らしい迎賓館にて。

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雰囲気最高です、

佇むだけでタイムトリップ。

 

会場もニュースや映画で見る晩餐会セッティング。

 

そんな非日常の空間で熱く熱くパフォーマンスさせていただきました。

 

台湾の方をお招きしての晩餐会でしたので

日本語と繁体字で二作、

それを共に歩むというメッセージを込めて

一作づつではなく同時進行(共同進行)という

新しいスタイルで表現しました。

 

書き上げた後にいただいた大きな拍手にこちらも高揚し、

スピーチ冒頭の用意していた中国語の短い挨拶が飛んでしまいましたが、

喜んでいただけて良かったです。

 

その後の色紙の書き下ろしもいろいろお話しを伺い言葉紡がせていただきました。

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各国の経済界を牽引するトップの方々の感性の豊かさとイメージの深さは書いてて驚嘆しました。

 

とにかく笑顔が溢れて、

人間らしさに満ちて、

とても素晴らしい空気でした。

 

あぁ、愛と情熱がある場所はいいな。

 

 

 

想い、飲み干せば

たくさんの美しい花に囲まれ、

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まっすぐな音に包まれ、

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友との一杯が沁みいる。

 

アテは数時間前まで東京湾を泳いでた釣りたて金鯵を職人が捌いて握る。

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鳥取にいる仲間からも素晴らしい食材が届く。

 

ここにしかない

想いと繋がり。

 

それが何より気持ちを解いてゆく。

 

メインは黒毛和牛のすき焼き。

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数年ぶりに金髪にした。

1998年、初のワールドカップに向けてカズが代表落選した時、

合宿地のニヨンからイタリアミラノに移動し、金髪にしてから帰国したイメージ。

 

自分自身ではどうにもできない痛みやもどかしさがある。

受け入れがたいこともある。

しかし「そこから」を思考し、行動しない限り変化はない。

丁寧に切り替え、躊躇なく動く。

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素晴らしい仲間たちから

無言の励まし、自由な想像をもらった夜。

 

帰りにお土産までいただいた。

その中にはダダリオのギター弦。

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翌日早速張り替えた。

 

ダレ無い、芯のある音を響かせろってメッセージだろう。

 

桜色の五日市街道

東京、花散らしの暴風雨。

 

いろいろ手続きなんかもあり、いつもより長めの地元滞在。

 

先週はバタバタでひとりくつろぎが出来なかったので、間隙ついて銭湯エスケープ。

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裸になって空見て、サウナでひと汗。

これでリセットされる単純さ^_^

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グルテンフリー生活にしてから、米をよく食べるようになった。

 

本当に思う。

 

米を丁寧に炊いてくれー。

 

やっぱり米がダメな店は再訪はない。

 

日本人じゃないか、

副菜減らしてでも

少し値段あげてでも

米には敬意を持って仕事していただきたいです。

 

 

 

大書教室 アメリカからのお客さま

過日の大書教室のアメリカから来られた3名様。

 

初めての書道、

初めての大書。

 

二枚練習し、本番へという流れ。

 

「だんだん気持ちを表現できるようになり心が解けていったよ」

 

気持ちに変化が生まれるという反応をよく聞きます。

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自分の中から湧き上がる感情に従う、

本当に大切です。

 

同じものなどないし、

同じする必要はない。

 

自分の心で感じたもの、

言われたままじゃなく

自分で考えたこと。

 

そこに感動がある。

 

そう

感動で繋がれば最高だよ。

 

そのために心を磨くんだ。

 

教室終わりで高いとこからビール飲みながら花見。

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本音で生きる仲間と。

 

「今」を思考してゆく。

 

 

創作書道教室 

昨日の創作書道教

イタリア人女性。

 

日本には2週間の滞在で京都、奈良、大阪、日光と周ってきて、この後目黒川の桜見に行って本日帰国とのこと。

 

日本を満喫してもらえて嬉しいです。

 

初めての書道、たくさん書かれた。

まず自分が手本を書いて、それを見て書くのですが

面白いのが書き順。

 

絵を描くように

まるでパズルでもするように

日本語の作品を創ってゆく過程は

見ていて興味深かった。

 

日本各地の桜も印象的だったけど

とりわけ木蓮が感動的だったらしく

マグノリアって木蓮だと初めて知りました)

最後は木蓮のイラストに「愛」と書いて

色紙作品を仕上げました。

ボーイフレンドへのお土産にするそう。

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初めてと思えないタッチで

大中小の筆を見事に使い分けていた。

 

教室終了後に旅の出来事や感じたなど雑談して

また別の角度で日本を知ることが出来たのも楽しかった。

 

「今まで人生でやったことない経験で、書きながら気持ちが開放されるのを感じられたわ」と笑顔。

自分の積み上げきたものを通して

世界中の人と繋がることを嬉しく思います。

 

帰宅して、

8人前、みんなのスパイスカレーの仕込み。

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今回はバターチキンカレーと、

鯖とオクラのキーマのあいがけに

三種のアチャール

 

またしても写真は失念。

 

不器用の極みで困り果てるけど、

仕事でも遊びでも数少ない出来ることで

誰かに喜んでもらえること、

それが一番の喜び。

 

グルテンフリー生活

少し前にも書きましたが

3週間グルテンフリー生活していました。

 

年明けから怠さが抜けなかったり、

血圧も高かったりしたので。

 

ラーメン、うどん、蕎麦(十割除く)、パン、パスタ、ケーキを完全に抜いて、

味噌汁や揚げ物なども控えました(釣り鯵のフライだけは解禁)。

 

主食は玄米、オートミール米粉のパスタ。

 

グルテンフリーの成果かはわからないけど

原因不明の怠さは感じず、血圧も安定。

必然的に脂質、糖質、塩分も減るので身体も軽かった。

 

でもまぁ、

そうかなぁ

って程度。

 

そして三週間経ち、解禁。

 

選んだのは

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やはり

カレー。

 

チーズナン。

 

インネパ系で評判の良い店へ。

 

カレーはスパイスなので

グルテンはナンのみ。

翌日に大好きなカップラーメン食べた。

 

グルテンフリーの最中はほんと

そうかなぁ

くらいの感じだったけど、

解禁したらいろいろと良くない反応が出てきた。

 

この三週間ほど厳格にしないまでも

引き続き制作するためのコンディション作りに

生活習慣引き締めて行こう。

 

食のストレスもほとんど感じなかったし。

 

日常的な怠さ、肩こり、消化器系不調、肌荒れ、集中力低下などある人は試してみるのはアリかと。

 

 

身体って凄いな。

 

もっと自分の身体で人体実験する興味が湧いてきました(^^)

 

 

大書教室 夢

昨日、大書教室に向かう駅のホームにて。

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雨の中、鳥が花弁をつついてた。

 

この日は台湾から2名様、

大書を体験されました。

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欧米の方が多い中、

アジア圏の方は珍しい。

 

漢字に馴染みがあるから

ニュアンスが出てきますね。

 

「儚」、この日本語の絶妙な意味合いが好きなのだそう。

 

集中し、向上し、ストーリーを作り

大きな作品三点見事に書き上げました。

 

スタジオにはチャイニーズスピーカーもいるので、言葉の問題もありません。

 

スタッフ、本当に優秀です。

 

「夢」、リクエストいただいたので書かせていただきました。

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「幸福」を意味する中国語もサプライズで書いた。

 

台湾に持って帰るそうで

作品がそれぞれ場所で生きる嬉しさを感じます。

 

日本に、その文化に興味を持って

一生に一度の経験をして帰る。

 

楽しんでもらえるよう、

書画家として一生懸命にやらせていただきます。