書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

創作書道教室 

昨日の創作書道教

イタリア人女性。

 

日本には2週間の滞在で京都、奈良、大阪、日光と周ってきて、この後目黒川の桜見に行って本日帰国とのこと。

 

日本を満喫してもらえて嬉しいです。

 

初めての書道、たくさん書かれた。

まず自分が手本を書いて、それを見て書くのですが

面白いのが書き順。

 

絵を描くように

まるでパズルでもするように

日本語の作品を創ってゆく過程は

見ていて興味深かった。

 

日本各地の桜も印象的だったけど

とりわけ木蓮が感動的だったらしく

マグノリアって木蓮だと初めて知りました)

最後は木蓮のイラストに「愛」と書いて

色紙作品を仕上げました。

ボーイフレンドへのお土産にするそう。

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初めてと思えないタッチで

大中小の筆を見事に使い分けていた。

 

教室終了後に旅の出来事や感じたなど雑談して

また別の角度で日本を知ることが出来たのも楽しかった。

 

「今まで人生でやったことない経験で、書きながら気持ちが開放されるのを感じられたわ」と笑顔。

自分の積み上げきたものを通して

世界中の人と繋がることを嬉しく思います。

 

帰宅して、

8人前、みんなのスパイスカレーの仕込み。

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今回はバターチキンカレーと、

鯖とオクラのキーマのあいがけに

三種のアチャール

 

またしても写真は失念。

 

不器用の極みで困り果てるけど、

仕事でも遊びでも数少ない出来ることで

誰かに喜んでもらえること、

それが一番の喜び。

 

グルテンフリー生活

少し前にも書きましたが

3週間グルテンフリー生活していました。

 

年明けから怠さが抜けなかったり、

血圧も高かったりしたので。

 

ラーメン、うどん、蕎麦(十割除く)、パン、パスタ、ケーキを完全に抜いて、

味噌汁や揚げ物なども控えました(釣り鯵のフライだけは解禁)。

 

主食は玄米、オートミール米粉のパスタ。

 

グルテンフリーの成果かはわからないけど

原因不明の怠さは感じず、血圧も安定。

必然的に脂質、糖質、塩分も減るので身体も軽かった。

 

でもまぁ、

そうかなぁ

って程度。

 

そして三週間経ち、解禁。

 

選んだのは

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やはり

カレー。

 

チーズナン。

 

インネパ系で評判の良い店へ。

 

カレーはスパイスなので

グルテンはナンのみ。

翌日に大好きなカップラーメン食べた。

 

グルテンフリーの最中はほんと

そうかなぁ

くらいの感じだったけど、

解禁したらいろいろと良くない反応が出てきた。

 

この三週間ほど厳格にしないまでも

引き続き制作するためのコンディション作りに

生活習慣引き締めて行こう。

 

食のストレスもほとんど感じなかったし。

 

日常的な怠さ、肩こり、消化器系不調、肌荒れ、集中力低下などある人は試してみるのはアリかと。

 

 

身体って凄いな。

 

もっと自分の身体で人体実験する興味が湧いてきました(^^)

 

 

大書教室 夢

昨日、大書教室に向かう駅のホームにて。

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雨の中、鳥が花弁をつついてた。

 

この日は台湾から2名様、

大書を体験されました。

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欧米の方が多い中、

アジア圏の方は珍しい。

 

漢字に馴染みがあるから

ニュアンスが出てきますね。

 

「儚」、この日本語の絶妙な意味合いが好きなのだそう。

 

集中し、向上し、ストーリーを作り

大きな作品三点見事に書き上げました。

 

スタジオにはチャイニーズスピーカーもいるので、言葉の問題もありません。

 

スタッフ、本当に優秀です。

 

「夢」、リクエストいただいたので書かせていただきました。

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「幸福」を意味する中国語もサプライズで書いた。

 

台湾に持って帰るそうで

作品がそれぞれ場所で生きる嬉しさを感じます。

 

日本に、その文化に興味を持って

一生に一度の経験をして帰る。

 

楽しんでもらえるよう、

書画家として一生懸命にやらせていただきます。

 

 

Hello with Dartyface/Muddy Sunny Blue 全曲解説「混線と発火〈Outlet Fire〉」

Hello with DartyfaceのセカンドEP

中学の時、エロ本は裏山に隠していました。

雨が降ると友達とえらく悔しがったこと思い出します。

なのでここで歌詞掲載と主に歌詞面からの全曲解説しますw

 

ラストは「混線と発火〈Outlet Fire〉

 

↓聴きながら読んでみてください

www.youtube.com

 

混線と発火〈Outlet Fire〉

 

作詞 タカノコウジ 作曲 ISO BARRETT 

 

僕は君 君は僕
僕は誰 君はどこ
世界は混線ずっと絡まっている

目覚めのミルクの前に
爆弾が落ちてきた
世界は終わりを望んでいるらしい
君との別れを予期しているらしい

それが悲しいから君を連れてゆく
生きる意味など見いだせなくても
「このまま」はいらねぇよ
これ以上を掴みにゆく
それだけで未来は拓けるだろ

セイウチとエッグマン
逃げ惑う火曜の午後
こぼれたミルク人類を飲み込む
ノアの方舟に君を乗せてゆく

誰かが描いた物語の脇役じゃ
平和の地図は手にできないから
世界で最初の虹を見にゆこう
完璧は必要ないから

たぶん楽しいから君を連れてゆく
生きる意味など見いだせなくても
「このまま」はいらねぇよ
これ以上を掴みにゆく
それだけで未来は
それだけで未来は

 

************************

The Beatlesの「I Am the Walrus」から始まるストーリー。

ジョンは鏡の国のアリスがモチーフとなって作ったそうですが

これはノアの方舟の物語と繋ぎながら大切な人を守るという物語に。

 

タイトルの「混線と発火」

こんがらがった不条理を根絶やしにする

不条理という「コンセント発火」というニュアンスもあります。

 

2回目のサビ前の空ピックが個人的に好きです。

 

カットアウトに驚かないでくださいね。

トラブルではありませんw

 

 

 

●好きなワンフレーズ

「「このまま」はいらねぇよ
これ以上を掴みにゆく
それだけで未来は
 」

 

もともとこの曲がラストかなと感じるところもあって

最後に記しておきたいと思って。

 

何とか五曲、解説?出来ました。

こういう感じだったのかと思ってまた聴いてもらえたら嬉しいです。

 

今朝は地元に戻り、リリースされたばかりの今作を聴きながらジョギングしました。

エロ本を隠していた裏山は未だ開発されることもなく自然のままです。

 

 

 

各配信サイトからも聴けます。

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Hello with Dartyface/Muddy Sunny Blue 全曲解説「風に立つ時」

Hello with DartyfaceのセカンドEP

昔、旅雑誌で原稿書いていてあちこちに旅が出来て楽しかったです。

(もう早くブログ書き上げて野球中継に間に合わせたい模様w)

なのでここで歌詞掲載と主に歌詞面からの全曲解説します。

 

四曲目は「風に立つ時 

個人的に思い入れ込めて作った曲です。

 

↓聴きながら読んでみてください。

www.youtube.com

 

 

風に立つ時

 

作詞・作曲 タカノコウジ 

 

今、風に立つ
黄昏の淵で
声を震わせて
目を閉じて静かに感じる

生々しいほどに
遠きあの日が蘇る

ベンチの背もたれに腰掛けて
俺たちは鈍色の空を見た
越えられぬフェンスに手をかけた
その痛み、音に溶けてゆく

今、風に問う
来た道と行く道を
誰かに求めずに
忘れずに驕らずに 

徒然なるままに
青きあの日をなぞってみれば

この手のひらから溢れてく
一握の砂さえも残らずに
それでも信じる夜がある
その光、闇に解けてゆく

ブリキのライフルを明日に向け
俺たちは競うように駆けてゆく
越えられぬフェンスに手をかけた
その痛み、音に溶けてゆく

今、風に立つ
創造と安寧を…

 

************************

今のメンバーは10代の頃からの仲間です。

そして今もこうして音楽を創っている。

音楽への純粋さは当時と変わらないと思う。

 

そんな10代の景色と重ねがらメロディを紡ぎ、

今だから感じるものを言葉にしてみた。

 

前作の「オレンジ」もそうだけど

切ない気持ちがメロディになる。

いろんな記憶はそこに詰まってる。

 

 

 

 

 

 

●好きなワンフレーズ

「ブリキのライフルを明日に向け
俺たちは競うように駆けてゆく
 」

 

当時の他のメンバーもみんな小、中、高校の時の友達。

会う機会は年イチくらいになったけど

この詩の部分はそこにのみ、思いを寄せたもの。

今だって競うように駆けているかけがえない友達。

 

 

次回は表題曲「混線と発火〈Outlet Fire〉」。

 

各配信サイトからも聴けます。

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Hello with Dartyface/Muddy Sunny Blue 全曲解説「不可解な真実-Rotten truth- 」

Hello with DartyfaceのセカンドEP

小学生の頃、図書館でアサヒカメラを見るのが好きでした。

もうインタビューどうでもよくなっちゃったね、

なのでここで歌詞掲載と主に歌詞面からの全曲解説します。

 

三曲目は「不可解な真実-Rotten truth- 

 

↓聴きながら読んでみてください。

www.youtube.com

 

不可解な真実-Rotten truth-

 

作詞 タカノコウジ 作曲 ISO BARRETT 

 

Oh疑惑の名において
断罪を繰り返す
Oh疑惑の名において
誰かが改竄する

見えるもの 黒く塗って
見えぬものがevidence

The truth is rotten inside
Fuckin ghost fairytail
物陰から顔を出す
男どもの舌を抜け

Oh遺憾の名において
労役を放棄する
Oh遺憾の名において
口軽が跋扈する

聞いたこと 忘れちゃって
罪の行方セクレタリー  
The truth is rotten inside
Fuckin ghost fairytail
物陰に隠れこんだ
男どもを炙り出せ


Oh欺瞞の風吹いて
要点は不問とす
Oh欺瞞の風吹いて
忘却を良しとする

市井なんて無知だから
目先変えまたwrongdoing

The truth is rotten inside
Fuckin ghost fairytail
物陰から顔を出す
男どもの舌を抜け

The truth is rotten inside
Fuckin ghost fairytail

you busted

 

************************

これは今作の楽曲がほぼ決まりかけてた時に

この曲のデモがISO BARRETTから送られてきた。

 

完成度も非常に高く、これまでにないダンサブルな曲調で

今作が四曲入り予定から五曲入りになった作品。

 

軽やかでスタイリッシュなトラックに乗せるは

永田町への怒り!グレーカラーポリティシャンへの憤り!

嘘を憎む気持ち。

 

歌詞を読んでいただけたらそれがソレです。

 

 

 

●好きな(吠える)ワン(ツー)フレーズ

「見えるもの 黒く塗って
見えぬものがevidence
 」

「聞いたこと 忘れちゃって
罪の行方セクレタリー」

 

言いたいことが溢れてジムの中で

iPhoneに言葉を書き込んだこと思い出します。

 

次回は表題曲「風に立つ時」。

 

各配信サイトからも聴けます。

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Hello with Dartyface/Muddy Sunny Blue 全曲解説「Muddy Sunny Blue」

Hello with DartyfaceのセカンドEP

音楽雑誌「ARENA37℃」には高校生の時、投稿した手紙が掲載されたことがあります。

2013年に廃刊(意外とながく発売されてたんですね)につき、ここで歌詞掲載と主に歌詞面からの全曲解説します。

 

二曲目はタイトルチューンでもある「Muddy Sunny Blue」

 

↓聴きながら読んでみてください。

www.youtube.com

 

Muddy Sunny Blue

 

作詞・作曲 タカノコウジ

 

ど真ん中を突き破る
正真正銘のカタマリ
正義ヅラの中毒者
愛の地平に朽ち果てる

逃げてるワケじゃない
まして隠れる場所もない
陽の当たらぬ漂流者
そいつらの言霊が浮遊する

夜に引っかかった孤独
それだけがだったひとつの希望
Muddy Sunny Blue
余力を残して散りはしないぜ

窓辺のテーブルに
赤いシミが広がってる

悲しんでるヒマはない
慟哭を即刻蹴散らせ
枯れ木賑わす同調性
ホラを吹いたら燃え尽きる

夜に引っかかった孤独
それだけがだったひとつの希望
Muddy Sunny Blue
余力を残して散りはしないぜ

 

************************

前作のレコーディング中になんとなく出来ていた。

 

最後一押し、という感じだったけど

イントロのギターのフレーズが生まれて一気に完成した曲。

 

歌詞にもある通り、

理屈抜き、

「正真正銘のカタマリ」

これを作りたくて。

 

ロックバンドですから

「カッコイイ」

それだけでいい。

 

ギターの鋭さ、

カッコイイ。

 

 

 

 

●好きなワンフレーズ

「夜に引っかかった孤独
それだけがだったひとつの希望
 」

 

匿名性の、正義ヅラの中毒者。

夜に立つ、陽の当たらぬ漂流者。

 

孤独を感じられたら次に行ける。

 

 

メンバーの<カッコイイ>と思う感度のシンクロ。

リードトラックになりました。

 

次回は表題曲「不可解な真実-Rotten truth-」。

 

各配信サイトからも聴けます。

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