Hello with DartyfaceのセカンドEP
昔、旅雑誌で原稿書いていてあちこちに旅が出来て楽しかったです。
(もう早くブログ書き上げて野球中継に間に合わせたい模様w)
なのでここで歌詞掲載と主に歌詞面からの全曲解説します。
四曲目は「風に立つ時 」
個人的に思い入れ込めて作った曲です。
↓聴きながら読んでみてください。
風に立つ時
作詞・作曲 タカノコウジ
今、風に立つ
黄昏の淵で
声を震わせて
目を閉じて静かに感じる
生々しいほどに
遠きあの日が蘇る
ベンチの背もたれに腰掛けて
俺たちは鈍色の空を見た
越えられぬフェンスに手をかけた
その痛み、音に溶けてゆく
今、風に問う
来た道と行く道を
誰かに求めずに
忘れずに驕らずに
徒然なるままに
青きあの日をなぞってみれば
この手のひらから溢れてく
一握の砂さえも残らずに
それでも信じる夜がある
その光、闇に解けてゆく
ブリキのライフルを明日に向け
俺たちは競うように駆けてゆく
越えられぬフェンスに手をかけた
その痛み、音に溶けてゆく
今、風に立つ
創造と安寧を…
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今のメンバーは10代の頃からの仲間です。
そして今もこうして音楽を創っている。
音楽への純粋さは当時と変わらないと思う。
そんな10代の景色と重ねがらメロディを紡ぎ、
今だから感じるものを言葉にしてみた。
前作の「オレンジ」もそうだけど
切ない気持ちがメロディになる。
いろんな記憶はそこに詰まってる。
●好きなワンフレーズ
「ブリキのライフルを明日に向け
俺たちは競うように駆けてゆく 」
当時の他のメンバーもみんな小、中、高校の時の友達。
会う機会は年イチくらいになったけど
この詩の部分はそこにのみ、思いを寄せたもの。
今だって競うように駆けているかけがえない友達。
次回は表題曲「混線と発火〈Outlet Fire〉」。
各配信サイトからも聴けます。