書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

NEW MORNING

昨日は朝五時に起きて倫理法人会主催のモーニングセミナーで
講演してきた。この時間に家に帰ってくることはそう珍しい
ことではないけどこの時間に家を出て、仕事に行くとは・・。
しかし「早起きは三文の得」、先人たちの言葉はさすがだ。
今回の参加者はほとんどが年齢的にも大先輩の社長さんたち、
そこで約45分喋らせてもらましたが皆さんとても勉強熱心でかつ
大きな器を持った方ばかりで本年最後の講演をふさわしい形で
終えられたことに大変満足してます。
最近講演が楽しくなってきた。ライブで人と人がそれぞれの思いを
持って対峙するというのは、僕の書のルーツである路上で言葉を
紡いできたパフォーマンスととても似通っている。必要以上のものを
持たず、こころにあるものを響かせてゆく。筋書きのない、予定調和
のない物語だから感動があり、共感がある。その中で直感力が磨かれて
ゆくと思う。何かの本で読んだけど直感とは生物にとっての
「命のアンテナ」らしい。脳のもっとも根源的な場所、脳幹で直感は
生まれる。机上の論理で考えてばかりいないでこの命のアンテナを
研ぎ澄ますことに集中すればいい。ギリギリのところでこの直感は
研磨される。もっと勉強と経験と協調と反逆の精神を研鑽して来年は
飛躍の年にしたいものです。

講演後、会場でもあった中野サンプラザの最上階(?)の展望
レストランで出席者との懇親朝食会。

ん〜、気持ちいい。武将などが高い城を好むのは敵の動きがよく
見えるためだけではない、と思う。

終了、午前9時。帰りはものすごい通勤ラッシュ(たぶんピークは
過ぎてると思うけど)。急いでいる人がたくさんいて肩がぶつかる、
足は踏まれる、もちろん謝るヤツなどいない。得をした三文を
失っちゃうよ。ぶつかって謝る人と怒る人、なかなか大変だな。

ちょっと更新があいたせいかいっぱい書いたなぁ。

っと、これで今日はまだ終われない。今日22日は・・・

The Clashジョー・ストラマーの命日だ。僕にとてつもない
なにか(思いが強く、長いものこそ説明できないものだ)を
もたらせてくれたミュージシャンである。そのなにかのひとつが
Attitude(姿勢、心構え)である。ジョーはそう思う全てのヤツらの
中では永遠だ。今日はひたすらThe Clashだ。ただいまステレオからは
「REMOTE CONTROL」。咆哮と放浪を続けよう、真実の大地まで。