書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

浅草の寛容性

道教室の昼休みに近所で羽織を購入。

10分街を歩くだけで簡単に買えるのが浅草らしい。

 

外国人も多く来るので着方も自由!

と個人の考えを尊重する店のやり方も心地いい。

 

<これまでがこうだったから、こうでなくてはダメ>

ではいつまで経っても広がってゆきません。

 

最近観た、NHKの「映像の世紀バタフライエフェクト」のビートルズの革命って

番組が相当に面白く、冷戦時代のソ連では西側のロックを聞くことを禁止され

若者たちは病院の廃棄されたレントゲン写真にビートルズの音楽を刻んで

密かに流通させたり、音の増幅の理屈(多分)から公衆電話の部品を盗んで

エレキギターを自作したなんてことがあったらしい。

 

抑えきれないから自分で表現する

これはやはり押さえつけてはなりません。

 

オリジナルの始まりです。

自己の発芽です。

 

過度に抑圧しすぎたり、関心を持たなすぎるから

時にその表現や思考が間違った方向で破裂するんだと。

 

自分の感情を堂々と表現する。

 

私もそれであちこちに迷惑をかけて来ましたが

今でもそれに従っています。

なるべく迷惑をかけない程度に。

 

新しい衣装でまたいろいろと

心から湧き上がってくるものを

描いてゆきます。