修学旅行以降、旅行をしない。
出るならばいつも「旅」。
群れない、
観光を目的としない、
予定を組まない。
国内もロスもニューヨークもバリもシンガポールもグァムも場所を問わずひとり旅。
旅は心が動く。
電車、飛行機、車、バス、徒歩、移動中の震動は心動となる。
その瞬間を感じるのは「心地良い孤独」から生まれる。
心に刻まれた旅。
街に降りず、ひたすら自然に身を委ねる。
自分の意図から解き放たれて感じるものがある。
弱き己と徹底的に対峙する時間。
張り詰めた糸を切り、紡ぎ直す時間。
東京に戻り、荷解きも適当に真っ先に作品制作。
疲れなど微塵もない。
旅とは成長。
感謝しかない。