思いついた時にやらないと腐敗してゆく。 別に食べ物に限った話ではない。
まだ食べ物のように臭ったりすればわかりやすいが 目に見えないものは日々の小さな動きの中では可視できない。
動かない、感じない、理解しようとしないことが その小さな動き中から大きな歪みを生じさせる。
「言葉」とは環境も価値観も世代も違うものたちの礎となる石、 「行動」とは方法論も距離感も違うものたちを繋ぐ糸なのだ。 石はやがて強固な橋を作り人が通う道になる。 糸は紡ぎ合い綱となり根本を揺るがないものにさせる。
妥協して合わせるのはやめだ。 真の調和はそこにはない。 ただ口から発するのではない、 だらだらと無為な時間を過ごすのではない。
旅をし、一人没頭し、友と酒を酌み交わし、おおいに語り合い アートを通して心に響くものを創ってゆく。
一度きり。 筆を洗うときに想うことがある。