書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

雲外蒼天 長い友との再会に

10代の頃にバイトしていたファストフード店の同級生仲間が集まった。

女性3人の男性2人、うちふたりは仕事の事情や体調のこともありリモートで参加。

初めてモニター越しの飲み会をしましたわ。

当時はみんな専門学校生で自分はバンドマン。

それぞれに全く異なる道だったけど、社員、先輩後輩の中で同い年ということもあって仲良くしてた。

自分が最後に会ったのは1999年、ニューヨークで書画家の路上デビュー戦を終え帰国した翌日くらいに立川の居酒屋で会ったきりだから20年以上ぶり。

意外と人って変わらないね。

なんだか、去年も会ってるくらいに普通に「おおぅ、どうもー」みたいな再会。

だけど30代から現在の時間には見た目以上のことが起こっている。

親のこと、身体のこと、仕事のこと、今後の人生…。

周りのことも見えるようになって人間が出来てきますね。

浮ついたこともなく、静かで穏やかで、暖かい一献。

錆びつき、止まっていた時計が共に動いていろんな場面が蘇ってきた、
もう思い出せないこともけっこうありましたがw

言葉が沁み入る。

心がそこにあったから。

翌日、思いを込めて描きました。

友に送ろう。

「雲外蒼天」

乗り越えれば蒼空が待っている。

 

ちなみにOB5人の好きな部位は「サイ 二票」「キール 三票」でした。

もうすぐクリスマス、行かれた際は「サイとキールください」と頼んでみることをお勧めします。