書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

描くとは・・



昨日は親父の誕生日だったので実家の近所のしゃぶしゃぶ屋に久しぶりに兄貴を含め、家族が集結。それぞればらばらに店に来たのだが予約した時間にはキッチリ揃った。さすがA型ファミリー。昔は家族で外食とかすると照れ臭いものだったけど昨日は店のスタッフに写真まで撮ってもらったよ。親父は古いタイプの人だからプレゼントをしても、子供たちにありがとうも言わない(もともと欲しがらない)シャイで頑固な人だけど喜んでくれたと思う。むしろ歳取っても変わらずいる親父でカッコよかったと思ってるくらいだ。最近はリタイアして時間ができたらしく絵を描きだした。なかなかスジが良く今度は市の作品展に出展するらしい。無愛想で仕事一徹な親父だと思っていたが意外な才能があったらしい。「ある瞬間にいい色が生まれる時がある、それまでは無理に完成させずほうっておけばいい」言うことまでアーティスト気取りだ(笑)。とにかく元気でいるためにも描いていてほしい。で、実家に泊まった俺も翌日負けずに英語バージョンの書に筆を走らせた。もしかしてこれはDNAなのかと思ったらなんだか面映ゆさもあるが嬉しい。い
い瞬間を掴めるような書画を描いてゆきたいと親父を見てつくづく思ったのだ。