昨日の「刑務所出所者・再チャレンジ支援事業報告会」、
200人近い方が駆けつけてくださいました。
三名の元受刑者が登壇して話をしてくださいました。
生い立ちから、環境、なぜ犯罪に手を染めたか、
刑務所の中の現実、出所後の社会復帰の方法、
そしてこれからの生活…。
年間五万人を越える出所者、40%を越える再犯率。
セーフティネットのすき間からこぼれ落ちた現実。
それぞれの立場もあり、とてもデリケートな部分があるので
このブログの戯れ言の合間で感想など書けるものではない。
ただひとつ、過去の自分をとりまいた環境の
トラウマが激しく頭をよぎる。
選ぶべくないものも甘受するしかない。
当時の俺は怯えていた。
足を運び、感じ、考え、行動するしかない。
過去を振り切って、今に生きるとはその繰り返しだった。
謙遜ではなく、自分には足りないものばかりで
もっともっと勉強しなければならない。
不遜ではなく、自分にできるものがあるから
もっともっとやっていく。
覚悟を持って
生きる力にしてゆく。