大正昭和の芸術家、北大路魯山人。
不遜で気難しい人だったようだ。
何より世に知られた肩書きがいい。
画家・陶芸家・書道家・料理家。
そこに繋がるものがあるのかどうかは
わからないが敬愛せずにいられない。
古くからの仲間たちがアジトに集まった。
わかっている男たち。
かわっている男たち。
二件目の深夜の焼肉まで。
シンプルであることだけで贅沢な気持ちになれる。
昨日、友と話していても感じたこと。
北大路魯山人の言葉が刺さる。
「味に自信なき者は料理に無駄な手数をかける」
かつて自分の作品はたくさんの言葉で埋められていた。
今は漢字ひとつだけでも「感字」にできればと思っている。
まだその言葉の意味に触れたぐらいの実力だけど
やっぱり俺はそこへ向かっている。
気難しくはなりたかないがね。