書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

soul to seoul 二日目

俺は好奇心が旺盛なタイプだと思ってます。
ハングル語をまったく読むことも喋ることも
出来ない俺でもひとりで地下鉄を乗りついで

新村(シンチョン)という街に来れました。

そして別行動している仲間からちょっと遅くなるとの電話を受け、
調子に乗って約束していた店を探すことにしました。
いろんな人に尋ねて「コンヌンタンマッカリ」入店。
しかしその店は100%地元の人向けのため言葉が通じない。
英語で
「えっと、友達が遅れてくるからそれまでひとりで待たせ…」
このあたりで店員のアジュンマ、プイッとどこかへ行ってしまった。
そこから仲間が来るまでの45分、置物のように固まっていました。

そのぶん、タッカンマリ(丸鶏の鍋)は美味かった。

雨の街、肩を寄せる恋人たち、
韓国の若人はくっついている人が多かった。

チムジルバン(健康ランド)で汗をかいて、
好奇心を抱いて夜の街へ。

カルサムギョプサル。


バンチャン(副菜)も味噌も、ひとつひとつ、ちゃんとしていてウマイ。

学生街の新村は週末ということもあってとても賑やか。

韓国カラオケに潜入。

歌って、踊る、がスタイルのようで部屋は隅の方に
椅子とテーブルがあってモニターの前はフロアになっている。

夜も深くなり、好奇心は増すばかり。
タクシーで街外れの街道沿いにある一件の店へ。

「アヒョン タッパル」というタッパル(鶏の足)の店。
日本のネットではほとんど情報もないディープな店。
24時をまわっているのに、そして韓国の人たちは
並んで待つのが嫌いらしいのに、ここはたくさん行った店の中でも
唯一ウェイティングしました。
焼酎とビールをミックスした爆弾酒で高まる気持ちを抑えて…

タッパル登場、

一口…
飛んで日本に帰れるほどの激激激激激激辛っ!!!!!!!
俺は二本であえなくノックアウト。
こんなに辛い料理はこれまでの人生で食べたこともない。
地元の人たちは何ごともなく食べていて
悶絶しているのは俺らのテーブルだけ。

俺の好奇心などたいしたことありませんでした。

辛いもの好きを自負する人は是非。

雨上がりの夜空を見上げて帰り道。