仲間が釣りあげたものを
余すことなくみんなでいただく。
なんと贅沢で、
「育み」を理解する体験。
白甘鯛、赤甘鯛、鬼カサゴの刺身から始まり、
50センチ超の甘鯛から松笠揚げ。
こんな分厚いのは初めて。
ふくよかな身の旨みが広がる天ぷら。
湯煮という料理法。
塩と酒を入れた湯で低音で煮る。
臭みを抜いて旨味を凝縮させる、そしてシンプル。
これ凄い。
これからいろんな魚でやってみよう。
絶対旨いカブト焼き。
小さいサイズは頭と骨を唐揚げ。
〆は大きな魚の骨やアラで炊いたスープでラーメン。
太古の暮らしや知恵に倣って残さずいただく。
「還ってゆく」。
そういう分岐に立っている。