中学の頃、LPレコード一枚でその後を変えた好きなバンドが
来月からのツアーを目前にヴォーカルの病で休止になった。
まずは身体のことを第一に快方に向かうことをただ願うばかり。
音楽をはじめアーティストもコロナで厳しい戦いを強いられている。
表現を奪われ精神的にももちろん金銭的にもだ。
身体一つ、創造力一つ、あちこち錆つき、ガタつく。
だけど表現を止められないし、止めるわけにはいかない。
必ずまたギターを持って「ゴキゲンですか」と言って帰ってきてくれるだろう。
俺は望んでここに来た、と。
乗り越えた表現者の作品も是非また聴きかせてもらいたい、
とにかく良くなっていただきたい。
俺も帰る道はない。
終わるいつかまで書き続けるだろう。
ありがたいことにその情熱と愛情は何十年立っても増している。
公でも私でも、何が起きても受け入れるという覚悟を持って、今できるかぎりをやろう。
ボロボロの相棒。
同じようにいろんな思いを刻みながらまだ奏で紡いでゆく。