東京多摩の日野に情熱あふれる男たちがいる。
一軒家を極力自分たちで改装してセンスある整体院を作った。
そこに魂の筆をいれさせてもらいに向かった。
その前に施術。
バキバキの身体がみるみる覚醒してゆく。
「ほぐれる」という概念を越え、「流れる」、身体が繋がる感覚。
筆のイメージが湧きだす。
沸きだす。
書いた。
「整体」の書は角がなく流れるイメージ。
しかし直線はスッと筋を通す感じで。
屋号のタッチはまず大きな丸で店が始まる
スタッフの一体感、まぁるい心を表現。
はらいは二文字とも(商売の)右肩上がりに。
ワンポイントの赤い円は「縁」「宴」「園」。
血行を良くして全身に巡る感じをイメージ化。
書くのは俺だけど言うまでもなく、オーナー、スタッフとの共同作業。
4月1日オープン「えん」です。
揉みほぐすその手から心の温度を感じられる、そんな店です。
渋谷に戻り、久しぶりに兄貴分と一献。
思い出の薩摩地鶏のたたき。
なによりも会話っていうのが一番の肴、エネルギーになる。