どういった経緯か忘れたけど昔、東京の寿司屋を巡り一冊の本にするという企画で原稿を書いた。
数日に分けて10軒くらいのお店を訪れた。
王道の老舗から、高層階の景色の素晴らしいセレブ店、住宅街の代々続く個人店、お忍びの隠れ家店。
大将やオーナーからもこだわりやコンセプトを伺い、貴重な体験だった。
そんな中でも印象的だったのが「梅丘寿司の美登利総本店」。
吉祥寺のアトレにも出来ていたので今回20年振り?くらいに行ってみました。
「ネタは大きく。美味しいものをお腹いっぱい食べてほしい」当時そんな意気込みを語られていた通り、今でも健在。
一貫出しなのでいろいろとまぁ食べた。
一貫50円(これもしっかり美味しい!)から600円くらい。
そんな価格帯の中でもひとつとしてハズレなし、どれも素晴らしかった。
当時取材して何故今も印象に残っているのか。
「回らない、街の寿司屋は肩身が狭い、けど高級店は厳しい」
そんな思いに寄り添う寿司の美登利、
日常の延長で美味しく、満腹。
なんだか企画会議のブレストみたいだね(^^)
満足でした、ご馳走さまでした。