書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

荻窪 魚くま

昨日は午後から、はい、いつものオフィスで サウナ&マッサージでメンテナンス。

夜は荻窪にある、こちらへ初見参。 魚くまさん。

駅からも遠く、住宅街にひっそり佇む寿司屋。 カウンター8席のみ、お隣と肘がぶつかる左利きさんにはキツいシチュエーションでテーブルも広いとは言えません、 しかしなんなのでしょう、初めてなのにこの居心地の良さ。

おそらくは1998年松田聖子が歯科医に会った時以来の「ビビビッと来た」感でしょう。 鮪の突き出しから始まり、鰯、生鯖、ヒラメをつまみで。

こちらの鯖は1996年の石田純一以来の文化的価値ある逸品です。

ふざけている場合ではありません。 見事な素材、丁寧な仕事、実に美味しい。

この席数にして日本酒の品揃えも素晴らしい。

日本酒は大量に飲めないタチなので少量を楽しめる飲み比べセット。 意外や少量ではなかった、これで1,000円というのもスゴイ! 六根、バッチリハマった。

トロ鉄火も上質、握りも豪快で立派。 BGMのないラグジュアリーな檜のカウンターの凛とした寿司屋も好きだけど テレビがBGMでこういう人情溢れる町の寿司屋ってのもたまらん。

大将もお手伝いをしているお母さんも丁寧で暖かく 常連さんに愛される場所っていうのわかるな。

予約はできないそうだけど 普段着でまたふらっと立ち寄りたい、そんな店。

ごちそうさまでした。