書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

食べるとは心の温度をいただくこと


子供の頃、お菓子を食べないガキんちょだった。

おやつは自分で塩むすびを作ったり、
近所の精肉店で30円のコロッケを買っていた。

料理にとって大事なのは心の温度だ。
マニュアルに定められた温度ではなく、
喜びを分け合う温度。

ファーストフードの無機質な「ありがとうございました」
より、肉屋のおばちゃんの「熱いから気をつけな」で
育ったのだから当然のことだ。

作ってる人が見える料理こそ安心安全。

写真は揚げたての北あかりのコロッケと十八穀米。

8歳の頃に食べた染谷精肉店以来の美味なるコロッケ。