書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

日常を抜け出す時間の輪郭

友人の誕生日、久しぶりにレストランへ。

「LAWRY'S PRIME RIB東京」
10年くらい前、外国かぶれか一級のホスピタリティの
こんなセレブなレストランに給料の大半を使っていた。
メートルディ、ヘッドウェイター、下げ物をする係
(名前を忘れてしまった)など、当時こんな雰囲気の店で
働いていたので郷愁と感傷に浸りながらシャンパ
をひとくち。目の前で切り出されるメインのプライムリブ。


なんか懐かしいなぁ。テンションあがりますね。

時間というのはうねりとなって大河へと注がれる。
あの頃と今の自分にどんな相違があるのか、
そしてどれだけの成長がみられたのかな。

あきらかにこの10年というわずかな時間に築いたものは
計り知れない。まず生き方が大きく変わった。
価値観も倫理観も道徳観も世界観も女性の好みも
確実に変化を遂げた時間だった。

すべてが必要なことで、結果はどうであれ経験が
たくさんのことを教えてくれた。

こうしてたまに日常を飛び出してみるとこれまでの点が
繋がってゆくことを知るのですね。


こんな名言があります。
まさにこの道を選ぶようになって感じる言葉です。

「未来がどうなるか、あれこれと詮索するのをやめよ。
そして、時がもたらすものが何であれ、贈り物として受けよ」