書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

サクラ色

櫻は春の花。
なんでだろう。寒い冬を背中を丸め、肩をすぼめ
歩いてきたのを背筋を伸ばして、俯いてないで
空を見上げてごらんって教えてくれるために
この時期に思いっきり咲くんだろう。

酒盛りもいいけど静かに櫻を眺めて考える
ことこそ櫻の楽しみ方なのかもしれない。

昨日髪を切りにいった帰りに櫻咲く川沿いの道を
ゆっくりと歩いた。青い空の真下。

美しいものはなぜにこんなにも儚いのだろう。

櫻って日本人な感じがしない?