書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

すべての働く人たちに愛を込めて

昨日、遅くに東京に戻り、朝からカンヅメで
作品書き、原稿書き、ロゴ制作、Tシャツデザイン、
明日の準備、打ち合わせ・・・・とバリバリやってます。

働いた分しかお金にならないから頑張る。
・・・ずいぶん現実的な話ですが・・・。
人並み以下では次がないから俺ができる
(よそさまの実力は計れないから)最大限のものを
出すことに努力と集中をする。
作品に関して言えば、お金の問題じゃないけど。

創作書家として飯を食っているわけで、そりゃいろいろ
あるわけで。仕事がないときの苦しさも切なさも不甲斐なさも
貧乏さも嫌っつうほど経験してきて、だから仕事の
ありがたみをヒシヒシと感じる。よく「今日も筆を持たせて
もらえることに感謝」と言うけど、必要としてくれる人が
いるからできるんだし。まぁ仮に誰に必要にされなく
なったとしても俺はどこかで筆を握って書きつづけるけど。

久しぶりにPCを開いて、友人たちのブログなどを見ていたら
男女関わらず仕事に忙殺されている悲鳴が聞こえてきた。
いや、みんな責任感のある仲間ばっかりだから忙しいのは
こなせるんだと思う。闘っているのは理不尽さや人間関係の
部分。まぁこんな風に書くと「社会ってそういうもんだろ」って
シラッとわかったように言う輩がいるんだろうけど、そんな奴は
出でこい。いつでも相手してやるから。社会だろうが
組織だろうが間違いが正しいはずなんてあるわけがない。
働くとは人間が動くことなんだから。

で、こう思うのです。
どうせ動くのだからいい、ものや空間や空気を生み出したい。

<働く>
傍から見たら楽しんでいるように。
そこから紡ぎだされるものは・・・・
もう、さっきみたいに熱く吼える必要もないよね。



PS 
明日は新宿クラブハイツでイベントです。
魂のこもった作品を描かせていただきます。
ご期待ください。