書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

Hello with Dartyface/オレンジ 全曲解説「253」

始動したバンド

Hello with Dartyface。

未だにロッキンオンからの二万字インタビューのオファーが来ていませんのでここで歌詞掲載と主に歌詞面からの全曲解説します。

 

まずは一曲目「253」

↓聴きながら読んでみてください。

 

www.youtube.com

 

253 

作詞 タカノコウジ 作曲 ISO BARRETT /タカノコウジ

 

夜が欠伸をして真実を連れてこいと言う
光は嘘を隠し正義の眼を潰そうとしている

タバコを一本くれないか、月を煙らせたいんだ
「威光を振りかざすな」今夜も野良犬が遠くで吠えている 

享楽者どもの行軍どこまでも空疎で陳腐な
ハリボテの地図を広げ顔のない男の指示を待っている

どこに向かうかよりどこに行ってはいけないか
顔の無いNowhere man はみ出したらNo way out 

愚かな亡霊と踊る 

革命の音を聴け群衆に紛れながら
下劣な傍観者になるくらいならこのまま血を流し続ける

進みゆくその一歩は自問の風となって闇を裂き
やがて自分で自分を解いてゆくだろう 
透明な瞳の女の子は22世紀のラブソングを歌っている
変わらないものだけが残り続ける、そう謳っている 

監視という砲撃、管理という攻撃、完敗の進撃を抜けろ
光はもっと「遥か」でいい、そう、もっと「遥か」でいい 

愚かな亡霊と踊る 

Let’s talk about reason for angly
reason for hungry reason for fight
reason for flight reason for cry
reason for try reason for alive
reason for die

Dance with stupid ghost  

 

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これはメンバーで打ち合わせをしてた時に

ポエトリーリーディングな楽曲をやってみない?

というところから始まって

ISO BARRETTから送られたデモを聴いて

いい感じのフルートのメロとたたみかけてゆく感じから

「愚かな亡霊と踊る」というフレーズが浮かんで書き上げたもの。

 

タイトルの「253」はこの曲の秒数。

束の間この仮想世界に浸かってもらえたらという意味で。

 

怒りのワケ、渇望するワケ、闘うワケ、

逃げ出すワケ、涙するワケ、生きるワケ、死ぬワケ

 

一箇所だけ「顔の無いNowhere man はみ出したらNo way out 」

と韻を踏んでるけど、イメージは詩の朗読で

源流はラップではなく、ボブディランです。

 

●好きなワンフレーズ

「透明な瞳の女の子は22世紀のラブソングを歌っている
変わらないものだけが残り続ける、そう謳っている 」

22世紀のラブソング?

自分でもよくわからないがw

なんかしっくりきたので。

 

自分たちらしい世界観や方向性が表現できた曲だったので

今回の一曲目になりました。

 

次回は表題曲「orange」。

 

各配信サイトからも聴けます。

songwhip.com