書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

思い出のサンフランシスコ

福井県名物、この時期だけの希少な「水がに」(脱皮したてのズワイ蟹)をいただいた。

 

瑞々しく、柔らかでずっとひろがる甘味。

自宅割烹化の夜、映画と黒糖焼酎と蟹。

 

美味しいものは描きたくなるもの。

 

ですがちょっと思考を変えて。

 

20代前半に初めて海外の旅に出た先がサンフランシスコ。

 

ギターケース抱えて、初海外、初アメリカ。

サンフランシスコの路上で歌った。

 

その時の写真。

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金もなかったので食事は道に腰掛け、テイクアウトとバドワイザーの日々。

(これ、クラムチャウダーがパンをくり抜いたものに入っているので、そのパン欲しさに狂気する鳩たち)

 

高級なレストランでダンジネスクラブを食べることは出来なかったけど

ダウンタウンから車で15分のフィッシャーマンズワーフのクラブサンド、クラムチャウダーは最高だった。

 

そんな思い出のサンフランシスコフィッシャーマンズワーフを走り書き。

 

ん?

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蟹を見つけたポンタ。

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味、しねぇー(゚∀゚)

 

 

 

有名な看板も蟹。

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冒険に満ちて奏でた初海外。

 

あの時一緒に旅したギターとエンジニアブーツは使い物にならなくなったけど、今でも大切にとってある。

 

路上ライブではスコットマッケンジーの「花のサンフランシスコ」をカバーした。その歌詞のように「people in motion 」、たくさんの人が街を、世界を、自由に往来できるよう。

 

今回は脱皮ならぬ脱線しましたね。