言葉は起点。
「おけ以」という餃子の名店がある。
先日、母と話していた時、「昔、九段下の病院に勤めていたころ、お給料が入ると歩いておけ以に餃子食べに行って、それがすごく美味しかった」と。
今から55年ほど前のこと。
最近は忘れがちなことが多いけど、時々昔の記憶が鮮明に甦る。
もうさすがに飯田橋まで食べに行けない思い出話。
しかしコレがある時代。
家 おけ以
便利な時代というより、動けなくなったとしても記憶を今に繋げる時代。
冷凍とは思えぬ皮のモチモチ感、餡も肉汁たっぷりでしっかりそして柔らか。
大変美味しくいただきました。
何より食は感性を刺激する。
感動を招く。
そんな食を探してゆきたい。
おけ以さん、ご馳走さまでした、
喜びをも運んでいただきありがとうございます。