20時20分、ポンタは決まって「ピュッ、ピュッ」と鳴く。
寝る前に外に出してくれ、というサイン。
いつも20時20分、驚くほど正確な時間軸。
ゲージから出してあげると、お気に入りのおもちゃと戯れる。
こちらは何杯目かの黒糖焼酎でブルースを爪弾く。
人間年齢で50歳を越えたポンタはもうほとんど飛ばない。
おもちゃに飽きたら、どこからか歩いてやって来る。足元から足と嘴を駆使して膝まで上がってくる。
たったひとりのオーディエンス。
とたんに自らの意思でゲージにお戻りになられる(//∇//)
ずっとずっと愛ある作品を書いてゆきたい。