2012年、プロ野球交流戦最終日、
愛しの我がカープ軍の応援に、
子供ころから通い慣れた西武ドームに参上。
向かう電車の中で見知らぬお爺さんに肩をたたかれ「ほれっ」と
デイリースポ一ツを手渡され、ライオンズ談義に華が咲き
(カープファンであってもそこは年長者を立てるのが男ってもんよ)、
野球への熱が高まったとこに、
オープニングセレモニーで東尾修と山本浩二の対決!!
小学生の俺をカープの道へと導いた日本野球史に歴史を刻んだ大選手。
ガキの頃の俺のヒーローは仮面ライダーでも
矢吹丈でも一休さんでもなく、
山本浩二や衣笠祥雄や高橋慶彦だったのだ。
先発の大竹寛投手。
度重なる怪我からピッチングスタイルは変わったが
円熟味を増してさらにいい投手になった。
試合が始まる前からこんな長文でいいのか。
もうね、ブルペンの選手を見ているだけで興奮するわけで。
あぁ、と気がつきましたよ。
所謂「萌え」っていうのはこういう心情なのかと。
試合は好調天谷選手の先頭打者初球ホームランでスタート。
カープ仕様に仕込んだ大量のツマミと
エビスビールが気持ちよくすすんでゆく。
中盤から打線が爆発。
我らの神、前田智選手のタイムリーや
プリンス堂林選手のホームランなど
先発全員安打で鳥肌もののプレーを観ることができ。
ジェット風船なんかもしたり。
人ごみ嫌いと協調性のないワタクシですが、
どうもここだけは別世界のようです。
子供の頃から球場で生観戦をしてきたけど
こんな完勝は初めて（…もうあと５年は観られないかと…）
開幕早々に四番栗原選手の故障離脱、
その後も絶対的抑えサファテ選手の帰国、
新四番の長距離砲ニック選手の年内復帰絶望の怪我、
選手会長東出選手の骨折と満身創痍のチーム状況だけど
ほんとにチーム一丸となって闘う姿勢にしびれる。
試合時間4時間6分、今日のブログ並みに長々と続いたが、
もちろんこんな駄文以上に濃く、素晴らしい内容でした。
球場にはたくさんの子供たちが
レプリカユニフォームを着て
メガホンを叩いたり、大きな声援を送っている。
やっぱり彼らにとってもヒーローなのかな。
