ポールウェラーは地下で
「俺が欲しいものはこの社会にはない」と歌い、
森山達也は暗い深い闇の中で抗えと叫んだ。
メインストリートじゃならず者達は締出され、追い払われる。
鳴っている、響いてる。
昭和の漢たちとの路地裏の宴。
サシの入った肉のように脂ぎって
バイスサワー以上に濃い夜。
新宿思い出横丁「宝来家」。
酒はどの店もそんなに変わらない。
だから酒が美味くなる店っていうのがいい店の判断基準になる。
それは佇まいだったり、人柄だったり、仕事っぷりだったり、
料理だったり、タイミングだったりいろいろなんだけど、
ここは間違いなく酒が美味くなる店。
二件目、同じく思い出横丁「岐阜屋」
ホワイトカラーの癒しの場。
いい!生活に寄り添っていていい!
全て美味かった気がする。
そう、飲み過ぎた。
ここは酔っぱらい過ぎる前に再訪だ。
二軒とも大満足、また仲間も最高に楽しかった。
すべてのガキどもに歌わせろ 叫ばせろ 明日に向かって。
しかし完全朝型人間になって、酒と夜の幕引きが早くなった。
とにかく健康で筆を握るためには。
今朝は猛烈な強風。
台風の被害が少ないこと願います。
見上げる空はつながっている。