夜はほとんど筆を持たない。
ものが生まれるリズムはお天道様がてっぺんに
昇るくらいまでがいいことを身体や脳が感じているから。
それでも昨日は夜になって激しい衝動が襲う。
己自身を打ちつける、いかずち、激しい怒り。
この未熟な表現者が内面で咆哮する。
ナンバーワンなどいらない、常にオンリーワン。
それなのに、なにをやってやがると憤る。
もっと闘え、自分自身の
傲慢さに
怠慢さに
緩慢さに
邪慢さに。
自分のペースなんてのは、やりきった者の言えることだ。
書きまくれ、高野こうじ。
この感情はけしてネガティブなものではない。
むしろいいことだ。
好敵手を作るのもアリかも知れない。