書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

言葉よりも早くそこに思いを届けて

朝から来週のイベントの編集作業。

部屋の片付けを始めたつもりが、思い出の写真や
手紙が出てきて気付けば夕方。電気もつけずに
夕闇に包まれた部屋でまったく片付いていない状態
になってしまう人?

そういうタイプの俺は編集作業の中で整理している写真に
目も手も止まってしまいます。

バリ島に行った時の写真がでてきました。
以前にもいったことがあるワルン(大衆食堂)。観光客よりも
地元の人で賑わっている。衛生面の保証は「?」だけど
人の熱気と、ローカル感と、安さに魅了され、毎晩ワルン。

ある晩、写真のように店の経営者のおばちゃんと話していて、
日本で創作書家なんぞしてるんだってことになって
その場で書いてみた。筆とか日本語とか彼らにしてみたら
珍しかったのでしょう。あっという間に黒山の人だかり。
よっぽど珍しかったのでしょう、質問攻め。
しかしそのほとんどがインドネシア語ときた。5秒で会話不成立。

でも、言葉を超えた会話を楽しめた。
帰りはスタッフのにーちゃんがバイクでホテルまで送ってくれた。
人とのふれあいこそが旅の醍醐味だね。

・・・そうやっていろんな思い出のページをめくりながら
今日も夕方を迎えるのだろうか。